国産の有機JAS大豆を使用した木綿豆腐(大豆屋)

国産 有機JAS 大豆 豆腐 大豆屋

珍しい「国産有機JAS大豆」を使った豆腐を買いました

トップ画像にあるように販売店でラベルを貼っているようです。ラベルを剥がしたものが以下の画像になります。

国産 有機JAS 大豆 豆腐 大豆屋

非常にシンプルな外装ですね。国産有機JAS大豆を使った豆腐は滅多に見かけません・・・。

豆腐にひそむ危険性について

豆腐は健康に良いので注目されている食品ですが、安い豆腐には危険があります。大豆、消泡剤、凝固剤の3点です。

大豆は国内自給率がごくわずかでしかなく、ほとんどが輸入大豆に頼っています。輸入大豆は遺伝子組み換えの影響、ポストハーベスト農薬と言われる、収穫後に散布される薬剤の影響が心配されています。国内産の大豆でも、日本は農薬使用量が世界一位、二位を争うほど多く、また産地によっては放射性物質の汚染も考えられるので危険性があります。

消泡剤とは、豆腐に使われる大豆を煮る時に発生する泡を消すための石油由来の化学物質です。消泡剤に使われる薬剤のほとんどはグリセリン脂肪酸エステルであり、危険性、毒性は低いと言われていますが、自然界に存在しない不自然な人工物の摂取は避けた方が安全です。

凝固剤は現在ほとんどが「にがり」ですが、安い豆腐には硫酸カルシウム、塩化カルシウムなど化学物質が使われている可能性があります。消泡剤同様に自然界に存在しない不自然な人工物の摂取は避けた方が安全でしょう。「にがり」にも質が問われますが、原材料表示には、にがりの出所はほとんど表記されていません。できれば、どのような「にがり」なのか?明記されている豆腐を探した方が良い出よう。

豆腐にひそむ危険性について、興味のある方は下記リンクの記事をご参照ください。

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大豆屋の豆腐について

自分が買った「有機JAS大豆 木綿豆腐」は大豆屋というお豆腐屋さんのものですが、どうやら希少なものらしく、大豆屋さんのホームページには商品として記載がありませんでした。

材料、製造法にこだわりのあるお豆腐屋さんです。

・昭和61年(1986)年の創業以来国産大豆100%の豆腐作り。

・製造工程で消包材(石油由来のものが主)は使用せず。

・揚げ物の油は稀少な100%国産菜種が原料の圧搾法国産菜種油を使用。

・伊豆大島の「海精にがり」を100%使用し、科学的に合成された凝固剤は使用しない。

・その他、がんもどきに使用する野菜なども国産品に限定し、生産者履歴が分かるものを使用。

参照元:大豆屋HP

【なぜ国産大豆なのか?】

イメージ的に国産大豆が安全で美味しいというイメージはあるが、国産大豆を使う理由を簡単にご紹介します。

1.安全性

輸入大豆は農薬の問題が取り沙汰されることが多いと思います。発育中の大豆に使われる農薬もありますが、ポストハーベストという、海外へ出荷する際にかける農薬があります。

この農薬は、アメリカの害虫の中には日本に天敵のいない様な害虫も多く存在します。その様な害虫が日本に入ると日本国内で大繁殖してしまう可能性があるために日本に入れる直前に直接巻く必要があります。

2.大豆の文化

海外と日本では大豆に対する文化に大きな違いがあります。海外では、主に油を取る(搾油)の為に大豆を育てています。日本では、豆腐の他、味噌、その他 多数の大豆食品があります。基本的に、食べるための大豆を作っており、それぞれの用途に合った大豆を研究してきています。

このため、豆腐にする際には国産大豆がとても良く合うのです。

参照元:大豆屋HP

大豆屋さんの創業は昭和61年(1986年)、非常に材料、製法のこだわりが伝わってきます。

大豆は、国産のみ使用。輸入大豆はポストハーベスト農薬の危険性、元々が油を抽出するための作物であり国産の大豆とは用途が違う別物と考えているようです。

また、消泡剤は不使用であり、豆腐以外の油揚げ、がんもどきなどに使う油は国産の菜種油。更にがんもどきに使う野菜も国産で生産者の情報がわかるものを使っているようです。

最後に「にがり」なんですが、伊豆大島の「海精にがり」を使っています。海精にがりを作っているのは、その名も「海の精株式会社」であり、伊豆大島で天日と平釜を使った伝統海塩「海の精」を作っていますが、その時発生する「にがり」が「海精にがり」になります。どのような「にがり」を使っているのか?その情報がわかる豆腐はごく一部です。商品パッケージにも記載されています。こだわりが伝わってきますね。

国産 有機JAS 大豆 豆腐 大豆屋

今回買った「国産有機JAS木綿」は、330グラム、350円でした。安い豆腐にありがちな味が薄くプヨプヨした触感と比較すると、大豆の風味、味がしっかりしていて、触感はズッシリした豆腐でした。

大豆屋 購入方法

大豆屋さんは神奈川県茅ケ崎市に店舗があります。

JR東海道線の茅ケ崎駅と辻堂駅のちょうど中間くらいの位置で、3台分の駐車スペースがあるそうです。

・神奈川県茅ヶ崎市出口町12-3
・電話 0120-133-102
・営業時間 4月~12月は10時~18時、1月~3月は10時~17時30分
※2017年は3月も18時まで営業
・定休日 日曜日
WEBサイト
ブログ(茅ヶ崎大豆屋の豆腐万歳)

また、委託販売店もたくさんあるようです。コチラで確認できます。

ネット通販、Amazonでも販売がありますが、こちらは単品での販売はありません。セット販売になっています。贈り物などに良いと思います。

大豆屋ネット通販

以下はAmazonでの商品紹介です。


国産大豆のお豆腐「日々の食卓」セット


国産大豆の豆腐屋「大豆屋」定番ギフトセット


国産大豆のお豆腐「ご近所おすそ分け」セット

さて、最後になりますが、自分が買った「国産有機JAS木綿」は都内にあるナチュラルハーモニー(下馬店)です。関東圏内では有名な自然食品店です。機会がありましたら足を運んでみてくださいね。

ナチュラルハーモニー 下馬

・東京都世田谷区下馬6-15-11
・電話 03-3418-3518
・営業時間 11:00〜20:00 (土曜のみ 10:00〜20:00)
・定休日 日曜日
facebook
※東急田園都市線 学芸大学駅より徒歩8分

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