スーパーなどで売られている安い味噌は添加物や輸入大豆の危険があります(安い味噌の危険性)。大豆は国産のものでも農薬、肥料、放射能の影響を無視することはできません。本物の味噌、安全安心な味噌、放射能対策でも話題となっている味噌ですが、どのような味噌を選ぶべきなのか・・・
良質な味噌はインターネットの通販を中心に探せばたくさんでてきます。しかしながら、自分で作るのはどうでしょうか?手前味噌、かつての日本の家庭は当たり前のように味噌を手作りしていました。
最近では健康ブームと言ってよいほど、食の見直しがされています。一般的なスーパーでも手作り味噌セットを取り扱うことが多くなり、味噌作りが行われる2月に合わせ、1月ころから店頭で見かけるようになりました。
様々な材料の手作り味噌セットを見かけますが、せっかくなら最高品質の良質な味噌を作ってみてはどうでしょうか?味噌作りは簡単です。誰にでもできます。今回は実際に私自身が毎年購入している「マルカワみそ」の手作り味噌セットをご紹介したいと思います。
マルカワみその自然栽培大豆を使った「手作り味噌セット」
わたしが購入しているのは「自然栽培 手作り味噌セット(中辛) 玄米麹」の3キロのものです。同じ商品に6キロセットのもあります。3キロは2862円、6キロだと5452円です。
3キロセットの商品内容は、大豆(650g)、塩切麹(1.4kg)、あと味噌作りのマニュアル(手作り味噌 秘伝の書)になります。塩切麹とは、麹菌がついた米麹と塩が混ざったものです。味噌作りの材料はすごくシンプルで大豆、麹、塩、水のみになります。
届いた材料はすべて使い切ればよいので、自分で計量する必要はありません。あとは付属のマニュアルにしたがって味噌を仕込んでいくだけです。とても簡単ですよ。
マルカワみそのサイトからネット通販で購入することができます。
マルカワみその手作り味噌セット、その材料の特徴について
大豆について
味噌の主原料はいうまでもなく大豆です。大豆の国内自給率はとても低く、さらに有機でもない自然栽培の大豆となるとほとんどないに等しいくらい貴重です。一般的なスーパーなどで売られている安い味噌は輸入大豆が使われています。輸入物はポストハーベスト農薬といわれる、収穫後に散布される防腐剤、防カビ剤、防虫剤の危険があります。また、遺伝子組み換えの心配もあるでしょう。
マルカワみそでは年間に150トンものオーガニック味噌を作っており、通常の農法ですと農薬や化学肥料が年間28トン必要になるそうです。しかし有機栽培や自然栽培ですと化学物質が使用されません。つまり、マルカワみそは年間28トンもの農薬、化学肥料を削減し、大地を汚さない味噌作りを行っているのです。
農家の中には「自分で作った農薬まみれの作物は決して食べない」という人がいるそうですが、マルカワみそでは、「従業員自らが安心して食べれるものを作る」を心がけているそうです。
麹について
マルカワみその麹は自然に繁殖している蔵つきの麹菌です。自家採取の麹菌で味噌をつくる蔵元はほとんどありません。効率よく味噌作りが出来ないからです。安い味噌は効率化優先であるため、人工的に繁殖させた純粋培養菌を、菌種メーカー(菌を作っている会社)から仕入れ、味噌をつくります。
本来、菌とは様々な種類が共生しています。純粋培養菌を使用することで他の菌をシャットアウトし、効率よく大量生産できるようになりましたが、その陰で本来あるべき自然な姿は消えていき、人間に都合の良い世界だけが残るようになってしまっているのです。自然と不自然、あなたならどちらを選びますか??
塩について
スーパーやコンビニ、100円ショップに並んでいる安い塩は精製塩です。精製塩とは塩化ナトリウムがほぼ100%であり他のミネラルは入っていません。精製塩は塩ではなく塩化ナトリウムと呼ばれる化学物質です。近年、高血圧の原因は塩分の摂りすぎだと言われていますが、ここでいう塩分とは紛れもなく精製塩のことです(精製塩の危険性)。安い味噌は精製塩を使用しているものがほとんどでしょう。
マルカワみその、味噌作りセットの材料である塩は精製塩ではありません。モンゴルで採取された『天日湖塩』を使用しています。「天日湖塩」は、内モンゴル自治区吉蘭泰(ジランタイ)の湖塩で、ヒマラヤの伏流水で溶かし出された岩塩が再結晶した粗塩です。ヒマラヤの綺麗な伏流水が、汚染とは無縁の塩湖を長い年月をかけて生成していきます。地元では「命の塩」と呼ばれるほど質の良い塩です。塩化ナトリウム以外の微量ミネラルを含んでいます。
味噌を手作りするなら、良質な素材で、じっくり醸造させましょう
どうせ味噌を作るなら、マルカワみその「手作り味噌セット」のような良質な材料をお勧めします。味噌は熟成するのに最低でも1年近くかかります。しかし、スーパーなどで売られている安い味噌は、人為的に温度を高めた環境で、なんと3か月で出来てしまうものもあるそうです。野菜などはビニールハウスで春夏秋冬関係なく育てることができますが、それに似た感じなのでしょう。
手作り味噌は自然の環境で一年間置いておくだけで熟成されます。1年間じっくり自然の環境で熟成させた味噌を試してみてはどうでしょうか?
参照元:マルカワみそ
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