先日「東京都杉並区における粗大ゴミの出し方」の記事を書きましたが、ただいま不要なものを大量に処分中です。断捨離ってやつですよね。
押し入りれの一番奥の段ボールの中に、昔使っていた大量のHDDとデータを収めたDVDディスクが出て来ました。HDDはどれも容量が小さなもので、ちょこまかといろんなデータが入っているんですよね。そこまでかさばるものではありませんが、これらを一つにまとめた方が気持ちいかな、と思ったので、大容量(3TB)の外付けHDDを購入し、データを移行いたしました。
外付けHDDは日々その容量が増え続けており「一体どこまで増え続けるのだろう?」と思えるくらい進歩しています。いろんなメーカーから出ていて、どれを買おうか悩む人も多いと思います。
今回私は、「大容量(1TB以上)」「2.5インチの小型」「そこそこネームバリューのあるメーカー」「10000円~15000円くらいのもの」、以上4点を重視して選んでみました。
I-O DATA EC-PHU3W3D(3TB)を購入
さて、いきなり結論ですが、I-O DATA社の2.5インチ外付けHDD「EC-PHU3W3D」(3TB)を購入しました。
I-O DATA HDD ポータブルハードディスク 3TB USB3.0バスパワー対応 日本製 EC-PHU3W3D
いくつか他のメーカーの似たようなスペックのHDDと悩んだのですが、どれも聞いたことのないメーカーだったのでPC関連では名の通ったI-O DATA社に決めました。
みなさんご存じのAmazonで購入しましたが、価格は15980円のクーポン10%割引きで14382円でした。1TBと迷いましたが価格差は5000円弱程度だったので思い切って3TBにしましたよ。
大きさは、外形寸法で「75(W)×112(D)×14(H)mm」、手のひらに収まるくらいの小型で軽くて持ち運びにも重宝します。ACアダプターは付属しておらず、バスパワー対応で接続されたパソコンなどの機器から電源が供給されます。対応規格はUSB 3.0/USB 2.0であり、付属品はUSB 3.0ケーブル(A-MicroB/30cm)、取扱説明書とシンプルな内容です。
外付けHDDのカラーはブラックが多いですが、今回購入したEC-PHU3W3Dは、オシャレな外装ですね。ホワイトとライトグレーを基調としたポップなデザインでお気に入りです。
使ってみた感想と注意すべきポイント
使い方は非常に簡単です。パソコンにつなげば自動で動いてくれます。動作は正常で何も問題がありません。注意点としてはまずフォーマット形式です。私はWindows10のPCとMacBook両方を使っているので、両者でデータを共有できるExFAT(Extended FAT)のフォーマットを行いました。ちなみにMAC側でExFATフォーマットを行うとWin側で読み込めないことがあるようなので、Win側でフォーマットすることをお勧めします。
外付けHDD EC-PHU3W3Dのフォーマット方法
今回はWindows10でのフォーマットになります。といっても通常Windowsでの使用はフォーマットを行う必要がありません。USBケーブルを接続すればOK。それだけで使えるようになります。私のようにWindowsとMac両方でアクセス可能なフォーマットのやり方になります。
まずは、外付けHDD、EC-PHU3W3Dをパソコンに接続してください。するとDドライブとかEドライブとか(通常パソコン本体のHDはCドライブです)に「EC-PHU3」という名前で割り当てられていると思います。
割り当てられたドライブにマウスのカーソルを合わせ、右クリックしてください。下のような案内が出てくるので、フォーマットを選択します。
フォーマットを選択すると下のような画像に遷移します。ファイルシステムを「exFAT」にしてください。またデフォルトでは「クイックフォーマット」にチェックが入っていますが、わたしはチェックを外し通常のフォーマットで行いました。
あとは「開始」をクリックすればフォーマットが開始されます。
exFAT以外のフォーマットに、NTFS形式とFAT32形式があります。NTFS形式はWindowsのみ使えるフォーマット形式になります。Windowsのみで使うなら、このフォーマット形式がお勧めです。FAT32形式はWindows、Mac両方に対応したフォーマット形式ですが最大4GBまでしか読み書きできません。なおTFS形式には容量制限はありません。
また、今回選択した「exFAT」のフォーマット形式は容量制限がなく、Windows、Mac両方で使える利点がありますが、古い機種のパソコンだと使えない場合があり、安定性が他のフォーマット形式より弱い(私が使っている限りでは問題ないですが)らしいです。
外付けHDD EC-PHU3W3Dへのデータ転送方法
フォーマット方法同様に、Windows10でのやり方となります。やり方は非常に簡単です。外付けHDD、EC-PHU3W3Dに送りたいデータにマウスのカーソルを合わせ、右ドラッグします。すると下の図のような案内が出ます。
さらにマウスのカーソルを「送る」に合わせると下の図のように送り先の選択肢が表示されるので「EC-PHU3」をクリックしてください。
以上でデータの転送が開始されます。
注意点:HDD「EC-PHU3W3D」の取り外し方
最後に、外付けHDD「EC-PHU3W3D」の取り外し方になります。安易にUSBケーブルを外すとデータ破損の原因となりますのでやめましょう。
上に同じくWindows10でのやり方になりますが、デスクトップ画面の右下にある山型のアイコンをクリックします。電源アイコンの左側です。
次に「USBケーブルの接続部のようなアイコン」をクリックします。これは「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」のアイコンです。下の図を参照ください。
すると、「I-O DATA EC-PHU3の取り出し」が表示されるので、これを選択しクリックしてください。これで問題なくUSBケーブルを抜くことができます。
ついでに収納ケースも購入しました
購入先はAmazonで、下記の商品を購入しました。[NEXARY] 2.5インチ ハードディスク 収納ケース 。
私が購入したときは1199円だったのですが、今見たら999円でした。この商品の特徴は下の画像を参照してください。

参照元:Amazon

参照元:Amazon

参照元:Amazon

参照元:Amazon
特徴としてはHDDを固定するゴムバンドが3つあることです。左右の2本はHDDの下に、中央のバンドは上にして、HDDを固定します。ゴムバンドは滑り止めが仕込んであり、この強力なゴムバンドでHDDがケース内でガタガタするのを解消します。ケース本体は撥水性がありファスナーも2つあって使いやすいです。また内部にポケット収納がありケーブルや他のSDカード、USBメモリなどを収納することができます。
HDD本体をケースの端に寄せれば、ケースに入れたままでUSBケーブルを接続することが可能です。いちいち取り出す手間が省けますね。
残念な点としては、上ブタと底ブタの合わせが悪く、若干傾いていることです。縫製の問題だと思います。しかしながら、ファスナーはきちんと閉まるので問題なし。値段相応かな、と私はおもいました。