豆腐の凝固剤に使われる「にがり」・・・「にがりは人間の臓器や筋肉のタンパク質まで固める」は嘘。

以前、豆腐の危険性について記事を書きました。以下のリンクがそれに当たります。気になる人は是非読んでみて下さい。

健康に良いとされる豆腐ですが、豆腐で不健康になるリスクもあります。安くて、大量生産されている豆腐は危険です。 豆腐をはじめ、納豆、味噌、醤油など、「大豆食品」は健康に良いと昔から言われています。しかしながら、現代では、スーパーなどで売られている大量生...

豆腐の危険性について要点をピックアップすると・・・

・輸入大豆のポストハーベスト農薬
・輸入大豆の遺伝子組み換え
・国産大豆の放射能汚染
・国産大豆の肥料、農薬
・消泡剤
・人工的に生成された化学物質としての凝固剤

以上になります。

そして、もう一点、今回の記事のタイトルにある、「にがり」は人間の臓器や筋肉のタンパク質まで硬くしてしまうので危険なのでは?という点です。

今回はこれについて触れてみたいと思います。

にがりは危険???

「にがり」は人間の臓器や筋肉のタンパク質まで硬くしてしまう???

日本には冷え症の方が非常に多くおられます。

根本原因は自然塩のニガリの凝固作用によって体内の蛋白質で出来ている臓器や血管が硬化することによって起こるものが大半です。

■ニガリの凝固作用で腎臓が硬化し、毒素を絞る絞る機能が低下し、汚れた血液が血流の停滞を起こすため手足の末梢まで十分届かず冷えの原因になる。

■ニガリの凝固作用で心臓が硬化し、血液を送り出すポンプ自体の機能低下により末梢まで血液が十分に行渡らず冷え性となる。女性は男性よりこのポンプ力が弱いので女性の方が冷えが多くなる理由です。

■ニガリの凝固作用で子宮、卵巣も硬化し、硬化すると冷えるという現象が出ます。
ところが女性の子宮、卵巣は子供を産む使命があるので、冷えを嫌います。子宮、卵巣
は脂肪で冷えを防ぎ、血液を集めて冷えを防ぐようになっています。更に月一度の生理で血液を必要とします。女性の子宮、卵巣に血を集めることが必要になります。
そのためにより大切な子宮、卵巣を守るため、手足の指先から血の巡りをやめ、少し
でも放熱をへらし、血液を集中できるようにします。 血液を手先、足先に行かなくします。血液がいかなければ手先、足先が冷えてきます。これが女性に冷え性が多い理由です。子宮、卵巣がニガリで硬化し冷えるからよけい血液を集めようとして手足の末梢の分が少なくなり、冷えるようになります。

■血液を送る血管自体が蛋白質でできているのでニガリの凝固作用で少しづつ硬化していき血液を手足の末梢まで送る機能が低下して冷えがおこります。

人間のからだは、寒いときはからだの表面の血管を収縮させて、体温が外に逃げるのを防ぎ、逆に暑いときは血管を、拡張させて体温を外に発散させますが、この血管の収縮を調節しているのが自律神経です。
血管がニガリで固くなるとこの収縮、拡張がうまく出来なくなります。

■血液を送り返すアシスタント的働きの筋肉がニガリで硬化し、血液を十分に
送れず停滞が起こるため冷えが起こります。

■その他、肝臓、膵臓などの硬化も少し影響してきます。

■これらの一つが原因で冷えが起こるのではなく、全ての原因が総合して冷え性になると考えられます。自然塩のニガリがこんなにまで体の隅々まで影響を与えていたとは驚きではありませんか。

■冷えは色々な病気の引き金になります。私は冷えはないという方でも体の表面だけがほてっていて、内部は冷えているような人もいます。冷えていることに気づかず、そのままにしておくと、冷えがますます進行してしまうので、自覚症状のない冷えのほうがもっと問題です。体の不調が気になる人は、冷えを疑ってみるのがいいかもしれません。

■これらの冷え性の根本原因が自然塩のニガリの凝固作用であることを表すデータとしてニガリがゼロに等しいミネラル不足になる塩、岩塩をたべている西欧の人々には冷え性が少ないということです。西欧の人々の約700倍近くも日本人には冷え性が多いのです。日本人の全てはニガリの多すぎる原塩で作った味噌、醤油から塩分を摂っているからです。ニガリの多い自然塩がいかに害があるか良く理解して頂けると思います。

自然塩のニガリは体内の内臓、血管、筋肉、骨髄、など蛋白質で出来ている全てを固くしていくのです。固くなるというのは老化であり、寿命を縮める大きな原因になります。地球上にある食品、調味料の中で自然塩のニガリほど寿命を縮めるものは存在しません。

参照:au Wowma!(冷え性とにがりの関係)

にがりは健康にいいのか?わるいのか?

実際にがりは豆腐の蛋白質を固める物質で、自然塩は人の内臓(蛋白質)を硬化させます( 肝臓・腎臓・すい臓・心臓など)。とり続けると機能低下の原因になるといいます。

にがりを含んだ自然塩を食べている人の内臓も、徐々に硬く、短命になるというたくさんの事実があります。
日本人は、皆、自然塩のにがりの害を受けていることになり、故に腎臓病患者が増え続けていると言います。又、にがりは腎臓を硬化させるだけでなく肝臓、心臓、すい臓、肺、筋肉、血管、血液細胞、神経、子宮、卵巣、前立腺、骨髄等、体のすみずみまで硬化させていきます。これ等が原因で高血圧や冷え症、難聴、目の病気、自律神経失調症など原因不明の多くの病気の根本原因にもなっています。最近の自然塩ブームがそれに更に拍車をかけています。
海水の自然のままの成分が体に良いと言う人もいますが、本当にそうなら汚染されていない美しい海の海水を飲んだら体に良いということになります。しかし実際には飲めません。
海水を直接汲んで調理に使っていた古代大和民族の寿命は、20歳代だった史実が残っている。歳をとると体が硬くなるのも苦汁のせいだと言う説もあります。

にがりを使用した豆腐やこんにゃくはにがりの凝固作用が働いた後で凝固作用の中心になっている塩化マグネシウムが酸化マグネシウムに変化して体内では凝固作用としては働かないので豆腐は無害です。安心して豆腐、こんにゃくを食べて下さい。

参照:トータルボディケア つかはら施術院

上記の引用元のように、インターネットで「にがりは健康に悪いのでは?」という内容の記事が存在していますが本当なのでしょうか?

私としては、大豆に含まれる植物性タンパク質に変性が起こり凝固するとき、高熱が必要であるのに対し、人体には体温程度の熱しかないので、タンパク質の熱変性が起こらないので、臓器や筋肉の硬化は起こらないのでは?と考えています。大豆の植物性タンパク質と人体のタンパク質を同列に考えるのもおかしいですしね。それになにより、豆腐を食べて臓器や筋肉のタンパク質が硬化し健康を害したという人物を私は一人も見かけたことがありません。

にがりの成分が健康に良いのになぜ海水は飲めないのか?についても単に水を飲むようにガバガバ海水を飲めないのは塩分濃度が高いからです。体に良いと言っても取り過ぎはかえって毒になります。これは「にがり」だけの話しではなく世に言われている「身体に良いもの」全般に言えることでしょう。

また、以下の引用では科学的に、にがりが内臓や筋肉のタンパク質を硬化させるのは悪質なエセ科学であると述べています。

「にがりは内臓を固める?」

これは迷信です。というか悪質なエセ科学です。

このバカげた迷信は、豆腐から来ています。豆腐の原料に、にがりを垂らすと固まりますよね。だから、体内でも同じことが起きるのではないかということです。

豆腐は親水性のコロイド(タンパク質)が結合したものです。原料に塩化マグネシウム(にがり)を入れると、マグネシウムのイオンの作用で、コロイドから水分子が離脱します。そして、このイオンを介してタンパク質が結合していく仕組みです。これをゲル化といい、ゲル化したタンパク質は沈殿し、これが豆腐になるわけです。

つまり、このゲル化はタンパク質が凝固したように見えるだけです。

そもそもタンパク質の凝固とは「熱を加えることで、全くもって別の物質になる変性タンパク質が生成される仕組み」のことを指します。

にがりを飲んで内臓が固まるわけがないのです。過去にそういう人がいたのなら是非教えていただきたい。

また、にがりは液体のものに数滴垂らして、薄めて摂取するものであり、もちろんそれを無視して大量に飲んだりすれば、急性中毒は起きるでしょう。実際ににがりがブームになった時そういう人はいました。しかし、それはどんなミネラルでも常識を外れた過剰な量を一度に摂取すれば、誰でも副反応が出るものです。

そもそも、塩化マグネシウムは生体内では収縮した組織をむしろ弛緩する働きがあります。(にがりはごく稀にカルシウムを使用していることがあります。これは出来るだけ避けるようお願いします。)

にがりの成分は塩化マグネシウムが主体で吸収性が非常に良いことから、マグネシウムを不足した現代人の補助食品としては利便性の高いものです。それをこのように煽って、マグネシウムを不足させていく方がよっぽどタチの悪い発信となるわけです。

もちろん、クロロフィル食品からマグネシウムを摂取することも大切です。海藻類は最強のクロロフィル食品です。

いずれにしても、塩化マグネシウムで内臓が固まると言ってるのは、世界的に見ても、見事に日本だけです。厳しい言い方ですが、日本の栄養学のレベルの低さを象徴しているかのような話です。

参照:https://www.facebook.com/nobunaga.yoshitomi/posts/1162809907232709

参照元:栄養チャンネル Nobunaga

まず、にがりとは海水から塩を作るときにできる液体のことであり、海水を煮詰める過程で出来る副産物です。マグネシウムやナトリウムの含有量が多く、カリウム、カルシウムなども含まれ、鉄、亜鉛も微量ながら入っています。

豆腐は親水コロイド、水に溶けた状態のタンパク質を固めたものであり、マグネシウムやカルシウムイオンを添加することで固まります。これは親水コロイド特有の現象であり、人体内では起こりません。

したがって、マグネシウムやカルシウムを多く含むにがりで内蔵や筋肉のタンパク質が硬化することはありえません。

また、内蔵は生きた細胞の集まりであり、細胞は細胞膜で覆われています。これによりミネラルバランスを整える恒常性が働いており、急激にミネラルがたくさん入ることはありません。

したがって、通常にがりは希釈して使うものですが、余程大量に、にがりの原液をの飲まなければ内臓は固まらず、何よりそんなことをすれば内臓が固まる以前に命を落とすことになります。

さらには、豆腐は高濃度のにがりと高温加熱によってできますが、人体は36度ほどであり高温ではありません。

また、腎臓がにがりで固まるわけではありませんが、腎臓機能が弱い人はカリウム耐性がないので注意が必要です。

まとめ

上記した通り、にがりで内蔵や筋肉のタンパク質が硬化、固まることはあり得ません。

にがり、塩化マグネシウムが危険だと言っているのは日本だけであり海外ではそんなことはありません。医学でも栄養学でも塩化マグネシウムは非常に吸収性が良く、現代のミネラル不足に有効に働きます。

しかしながら、にがりだけではなく、他の身体に良いとされる食品にも当てはまりますが、適量というものがあり、大量に摂取してしまえば毒になってしまうこともあります。

にがりは希釈して使うものであり、身体に良いからといって原液のままで飲んだりしないでください。

また、にがりは「人工的に作られたにがりのようなもの」ではなく天然にがりを使い、汚染の影響を受けていない産地を選ぶことをお勧めします。

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