アンドロイドスマホ「Huawei P10 lite」にキーボード、マウスを接続し、パソコンを遠隔操作してみた。

P10 lite

Huawei P10 lite

中国製のタブレット、スマホが普及してきましたね。一昔前は中国製の製品は質が悪くて酷評が目立ちましたが、今では品質の高い製品をつくるメーカーも増えてきています。Huaweiもその一つです。

Huaweiのアンドロイドスマートフォン「P10 lite」を購入しました。


HUAWEI P10lite 【OCNモバイルONE SIMカード付】 (音声SIM, Pearl White)

上記の商品をAmazonで購入しました。価格は25704円でした。特徴として本体にプラスして「OCNモバイルONE SIMスタートセット」が付属していることです。このような商品は本体のみの商品に比べて価格が安い傾向にあります。

でも、SIMの契約が必須なのではないのか??

と、考える人が大半かと思います。

しかしながら、付属しているSIMスタートセットはあくまで任意です。契約してもしなくても問題ありません。もちろん、他の会社のSIMに契約することも可能です。私自身はWifi接続のみで使用しています。

Huawei P10 liteのスペック

以下は、「Huawei P10 lite」のスペックです。

CPU
Huawei Kirin658 オクタコア (4×2.1GHz+4×1.7GHz)

メモリ
RAM:3GB / ROM:32GB / Micro-SDスロット (最大128GB)

バッテリ
3,000mAh, 9V/2A急速充電対応
連続待受時間
FDD-LTE:約532時間、WCDMA:約564時間、GSM:約575時間
連続通話時間
WCDMA:約21時間、GSM:約37時間 (※1)

ディスプレイ
約5.2インチ, FHD (1920×1080ドット), IPS (in-cell)

カメラ
メインカメラ:1200万画素(1.25μmピクセル/ 開口部F2.2/ 像面位相差AF+コントラストAF/ 電子手振れ補正/ BSI)
インカメラ:800万画素(開口部F2.0/FF/BSI)

通信速度 (受信時/送信時)
下り(受信時)最大262.5Mbps(LTE)/ 上り(送信時)最大50Mbps(LTE)
通信方式
FDD-LTE : B1/3/5/7/8/18/19/26
TDD-LTE : B41
2CA対応
W-CDMA : B1/5/6/8/19
GSM : 850/900/1800/1900MHz
セカンダリーSIM : GSMの上記周波数

その他
Wi-Fi: 802.11a/b/g/n/ac (2.4/5.0GHz)
テザリング機能 :最大接続台数8台
Bluetooth® v4.1 LE
SIM スロット:Nano SIM x 2
センサー:加速度, コンパス, ジャイロ, 環境光, 近接, 指紋センサー
測位方式:GPS/AGPS/Glonass

本体付属品
ACアダプタ、USBケーブル、クリアケース、イヤホンマイク、クイックスタートガイド

Huawei P10 liteの使用感について

価格からすると格安スマホだと思いますが、通話、メール、ツイッター、LINE、YouTubeの視聴などがメインで、ヘビーな使い方をしなければ申し分ない使用感です。動作、レスポンスもスムーズでサクサク動きます。快適です。

また動画撮影や、カメラ撮影、音楽などをヘビーに使う人には少しパワー不足だと思いました。そのような人には上位機種の「Huawei P10」または「Huawei P10 PLUS」がお勧めです。


HUAWEI SIMフリースマートフォンHUAWEI P10 ダズリングブルー VTR-L29-BLUE


Huawei 5.5型 P10 Plus SIMフリースマートフォン グリーナリー 【日本正規代理店品】(フィルムセット)

特にカメラ機能をメインに考えている人は、上記2機種のカメラ機能は格段に向上しているのでお勧めです。詳しくはHuaweiのWEBをご参照ください。

「Huawei P10 lite」にマウスとキーボードを接続

P10 lite

スマートフォンはまだまだ「電話」という認知が高いと思いますが、アンドロイドスマートフォンは一部の機種を除き、たいていの機種は外部キーボードとマウスの接続が可能です。ちなみにiPhoneでは使用できません。

「Huawei P10 lite」には充電用のマイクロUSBポートがあります。ここにUSBハブを接続することで、USB接続の外部キーボードとマウスの2機器が接続可能となります。また、同時に充電、電源供給も可能になる以下のUSBハブがおすすめです。


USB3.0 ハブキット 4ポート高速 USB3.0対応+1充電専用ポート (セルフパワー電源付き、個別電源スイッチ付き、1m USB3.0 延長ケーブルコード)

今回使用した外部USBキーボードは以下の商品になります。私が購入したときは548円(送料無料)と格安でした。現在も概ね同価格のようです。


【microUSB】/7インチ専用タブレットキーボード付ケース&サイズ調整機能付 アンドロイドタブレット (microUSB 端子)

格安商品なので外見がしょぼい感じです。すぐに壊れてしまいそうな外観ですが、乱暴に使わなければ問題ないでしょう。キーボードは正常に動作しますが、コンパクトな配置になっているのでクセがあります。ローマ字入力変換などは、シフトキー+スペースキーと説明されなければ分からない感じです。

また、アンドロイド用と説明されていますが、Windowsタブレットにも使用可能でした。耐久性がネックですが500円ちょっとの商品なので、壊れてもそんなに気にならないでしょう。

USBマウスは接続すれば画面にカーソルが現れて使用可能になります。

「Huawei P10 lite」のホーム画面にはHuawei専用のラウンチャーがデフォルト設定されており横向き対応していません(各アプリは横向きになります)。これを解消するにはgoogleプレイストアより「google now」をダウンロードし、設定よりホーム画面の回転を許可にする必要があります。

パソコン遠隔操作ツール「TeamViewer」

TeamViewerとは、パソコンとパソコン、またはスマホとパソコン間で遠隔操作ができるライフハック的ツールです。法人では有償になりますが個人使用では無料という嬉しいアイテムです。

使用方法は、あらかじめそれぞれの機器にアプリをインストール、またはソフトウェアをダウンロードし登録を済ませる必要があります。機器一つひとつにIDとパスワードが割り当てられ、アプリ、ソフトウェアから接続したい相手側のIDとパスワードを入力することで遠隔操作が可能になります。また、ネット回線を通して遠隔操作を行うので、双方の機器がネット回線につながっている必要があります。

注意点として、スマホからパソコンは操作できますが、パソコンからスマホは操作できません。

詳しくはTeamViewerのWEBサイトをご参照ください。

アンドロイドスマホ「Huawei P10 lite」で「TeamViewer」を使ってみた

まずは「Huawei P10 lite」のgoogleプレイストアから「TeamViewer」で検索します。青色のアイコンで矢印マークがあるのが「TeamViewer」です。インストールしてください。

TeamViewer

インストールが完了するとホーム画面に「TeamViewer」のアイコンが登場します。下の画像にある上から四段目、左から2つ目です。

TeamViewer

「TeamViewer」アプリを起動すると下の画像が現れます。「TeamViewer ID」欄に操作したいパソコンに割り振られたIDを入力し「リモートコントロール」をタップしてください。IDが正しく入力されるとパスワードを要求されます。同様にパスワードも入力してください。

TeamViewer

ID、パスワードが正しく入力されると「Huawei P10 lite」の液晶画面に遠隔操作されるパソコンのデスクトップ画面が表示されます。このとき接続を安定させるためにデスクトップ背景は「黒」で統一されます。設定で通常の背景画像にすることも可能です。

また、パスワードをその都度入力する手間を省くには、右下にある「歯車アイコン(設定)」からパスワードを記憶するように変更可能です。IDに関しては何もしなくてもキャッシュが残る仕組みになっています。

遠隔操作されているパソコンの画面右下にはTeamViewerの案内のようなもの(下の画像参照)が出てきます。邪魔な場合は「左の出っ張り」をクリックすることで画面右端へ隠れるようになっています。

TeamViewer

また、遠隔操作が長時間になると接続を遮断したときに下の画像のようなポップが出る仕組みになっています。有料版の購入を促すポップのようです。遠隔操作する側、される側、両者に出てきます。

遠隔操作していたアンドロイドスマホ側

TeamViewer

遠隔操作されていたパソコン側

TeamViewer

さて、今回はアンドロイドスマートフォン「Huawei P10 lite」に外部キーボードとマウスを接続して遠隔操作を行ってみましたが、結果的に「やりにくかった」です。

やはり「TeamViewer」のスマホ向けアプリは通常のスマホ使用(タッチパネル操作)に適したつくりになっています。遠隔操作状態になるとマウスを接続しなくてもデフォルトで画面にカーソルが出現する仕組みになっており、マウスを接続するとカーソルが2つになってしまいます。画面の拡大、縮小もタッチパネル操作が必要になってくるので、ノートパソコンのような感じにはいきませんでした。

ただ、長文の入力の際には外部キーボードがあった方が操作しやすいです。用途によっては外部キーボードの利点は活かせると思いました。

また、同様にWindowsタブレットに外部キーボードとマウスを接続し、「TeamViewer」を使って遠隔操作を行うと、インストールされる「TeamViewer」はパソコン用のものなので非常に操作しやすかったです。興味のある人は是非チャレンジしてみてください。

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