くり坊農園とイセヒカリ玄米について
以前の記事でくり坊農園さんのイセヒカリ(玄米)を購入したことを書きました。以下がその記事になります。
くり坊農園とは、兵庫県加東市で農薬、肥料、除草剤も使用しない自然農法を行っている久理田昌治さんが運営されている農園です。昭和26年から親子三代にわたって自然農法を行っている、スペシャリストです。
玄米を食べるにあたって、放射性物質の影響がない西日本産のもの、更に農薬、肥料などの影響がない自然農法のもの、それらを考慮して、くり坊農園さんのイセヒカリ玄米を購入しました。
玄米は白米に比べると栄養価が高いです。しかし、逆を言えば環境により身体に悪い物質も貯め込みやすいので、上記のような条件をクリアできる玄米を探し、購入しました。
また、これはたまたまだったのですが、購入した玄米は「イセヒカリ」という品種で、イセヒカリは平成元年に神様に捧げるお米を作る伊勢神宮の「神田」にて発見されたお米で「奇跡の米」と言われています。スピリチュアルではありますが、なにか運命的な出会いのような気がしました。
玄米のアブシジン酸の無毒化、玄米の発芽実験について
さて、そんなくり坊農園さんのイセヒカリ玄米ですが、注意すべき点がもう一つあります。それは玄米に備わっている発芽抑制因子、アブシジン酸という生物毒の問題です。
アブシジン酸は発芽する時期をコントロールする物質であり、毒性があるので無毒化する必要があります。そのため水に漬けて発芽を促し、発芽モードにしてあげる必要があります。
そこで今回はくり坊農園さんのイセヒカリ玄米が「発芽する玄米なのか??」確認するために、実験を行いました。
玄米の発芽抑制因子、アブシジン酸。アブシジン酸を無毒化するには、玄米を発芽モードにしてあげる必要があります。ですから当然、玄米は生きていて発芽することができる状態でなければなりません。
今回はくり坊農園さんのイセヒカリ玄米の中から無作為に30~40粒ほど取り、ビンの中に入れて水を満たし、発芽するか試してみました。
水温は22度前後をキープ。上の写真にある通り100%近い確率で発芽しました。日当りが悪かったのか?元々、発芽スピードが遅いのか?肉眼で1ミリほど伸びたのを確認するのに5日ほどかかり、その後は順調に伸びていきました。このくり坊農園さんのイセヒカリ玄米なら、間違いなく発芽モードになり、アブシジン酸を無毒化できると思います。
玄米は栄養価が高く、解毒作用も期待できるスーパーフードですが、食べ方、調理方法、どのような育て方、どこの産地か、それらによって毒にもなり得るので注意が必要です。なるべく質の高い玄米を選ぶことが大切だと思います。
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