8人死亡 2232人感染北海道…前週下回るも”まん延防止”再び延長要請を決定 新たなクラスター計11(北海道ニュースUHB) – Yahoo!ニュース
北海道は3月2日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された2232人(うち再陽性13人)のうち、北海道発表分740人(うち再陽性1人)の詳細を発表しました。
2日は死者が8人確認されました。北海道発表分3人(80代女性3人)と、札幌市4人(70代男性2人、80代男女)、函館市1人(年代・性別非公表)です。北海道内での死者の発表は29日連続です。
感染者は北海道発表分740人(うち再陽性1人)、札幌市は1190人(うち再陽性12人)、旭川市125人、函館市109人、小樽市68人です。札幌市は3日ぶりに1000人を上回り、3日ぶりに前週を上回りました。
2393人だった前週の水曜日より160人余減少し、前週の同じ曜日を3日連続で下回りました。2000人を上回るのは3日ぶりで、感染者が多い状態は続いています。
7日間合計では14798人で、前週から約17%減少、札幌市は約19%減少しています。
人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は北海道「283.0人」、札幌市「390.3人」、旭川市「208.5人」となりました。
北海道は「まん延防止等重点措置」に当初設定した3つの指標、「病床または重症病床使用率」「新規感染者数」「療養者数」すべてが38日連続で上回っています。
北海道発表分として新たなクラスターが3つ確認されました。
●有料老人ホーム(石狩地方):24人
職員6人、入居者18人の感染が確認されました。
20代から90代で、中等症と軽症または無症状。これまで102人にPCR検査をしています。
●介護保険施設(苫小牧市):5人
職員2人、利用者3人の感染が確認されました。
60代から70代で、軽症または無症状。これまで37人にPCR検査をしています。
●高齢者福祉施設(釧路市):5人
職員5人の感染が確認されました。
20代から60代で、軽症。これまで15人にPCR検査をしています。
これまでのクラスターも拡大しています。
●医療機関(空知地方)(2月13日公表)
新たに1人確認され、計27人に
●特別養護老人ホーム(空知地方)(2月17日公表)
新たに2人確認され、計87人に
●障がい者支援施設(江別市)(2月24日公表)
新たに2人確認され、計38人に
●医療機関(苫小牧市)(2月5日公表)
新たに2人確認され、計101人に
●介護老人保健施設(苫小牧市)(2月14日公表)
新たに1人確認され、計61人に
●医療機関(伊達市)(2月16日公表)
新たに1人確認され、計55人に
●介護保険事業所(八雲町)(2月23日公表)
新たに1人確認され、計10人に
●特別養護老人ホーム(上川地方)(2月24日公表)
新たに3人確認され、計27人に
●障がい者支援施設(網走市)(2月19日公表)
新たに1人確認され、計76人に
●障がい者グループホーム(帯広市)(2月25日公表)
新たに1人確認され、計14人に
●「十勝の杜病院」(幕別町)(3月1日公表)
新たに2人確認され、計10人に
●社会福祉施設(釧路地方)(2月8日公表)
新たに1人確認され、計24人に
【3月2日 北海道発表分の感染者情報】
▼空知地方:84人
▼石狩地方:168人
▼後志地方:18人
▼胆振地方:85人
▼日高地方:12人
▼渡島地方:36人
▼檜山地方:3人
▼上川地方:46人
▼留萌地方:0人
▼宗谷地方:4人
▼オホーツク地方:35人(うち再陽性1人)
▼十勝地方:148人
▼釧路地方:90人
▼根室地方:8人
●その他:2人
■北海道外:1人
●年代
・10歳未満~90歳以上(30代以下493人、全体の約7割)
27人は入院(宿泊療養施設含む)中、95%を超える713人は調整中、中等症が4人です。
2232人中、約6割の1393人の感染経路が不明で、重症者は前日から1人増え6人、うち札幌市は前日と変わらず5人です。
2日の新たなクラスターは札幌市の「医療機関」で7人、2つの「特別養護老人ホーム」で21人と5人、「有料老人ホーム」で7人、「グループホーム」で24人、旭川市の「軽費老人ホーム」で5人、函館市の「保育所」で17人、小樽市の「介護事業所」で13人確認され、北海道内で「計11」となりました。
またクラスターも拡大しています。
【旭川市】
・107例目:介護老人保健施設「みやびの森」
新たに2人確認され、計61人に
【小樽市】
・医療機関(2月11日公表)
新たに2人確認され、計57人に
・高齢者施設(2月19日公表、2施設目)
新たに1人確認され、計81人に
・医療機関(2月20日公表)
新たに2人確認され、計18人に
・医療機関(2月28日公表)
新たに4人確認され、計9人に
なお札幌市は業務を集中するとして、拡大の公表を6日分から一時中止しています。
北海道は3月6日までだった「まん延防止等重点措置」を再び延長要請することを決めました。新規感染者数は減少傾向にあるものの、病床使用率が減らないことなどがあり、引き続き全道域を対象に継続することにしています。具体的な内容と期間は、政府の方針を受けて決定します。
北海道内の感染者は、計17万6245人となりました。
参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/de976f552f5d98eac537ecbf341e16c0d3a3ea29