116人感染北海道 前週日曜日から半減 「緊急事態」後”最少”に…高齢者施設と事業所で2クラスター(北海道ニュースUHB) – Yahoo!ニュース
北海道は9月12日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された116人中、北海道発表分29人の詳細を発表しました。
12日は死者の発表はありません。感染者は札幌市で58人、旭川市12人、函館市14人、小樽市3人が確認され、あわせて116人です。緊急事態宣言の発令後、最も少なくなりました。
200人を下回るのは7日連続で、19日続けて前週の同じ曜日より減少しました。1週間前の日曜日の約47%減、札幌市は約59%減となりました。
3度目の緊急事態宣言の発令17日目。日曜日としては9週連続で100人を超えていて、高い水準は続いています。
人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は北海道「18.6人」、札幌市「26.2人」で、北海道は「緊急事態宣言」の目安「25人」を4日連続で下回り、札幌市は54日連続で超えているものの、目安に近づいてきました。
北海道発表分として新たなクラスターが確認されました。
●事業所(稚内市):5人
従業員2人の陽性が9月10日に判明し、濃厚接触者の検査を進めたところ、従業員5人の感染が確認されました。
20代から60代で軽症または無症状。これまで22人にPCR検査を行っています。
【9月12日北海道発表分の感染者情報】
▼石狩地方:8人
▼胆振地方:1人
▼渡島地方:1人
▼宗谷地方:4人
▼オホーツク地方:6人
▼十勝地方:5人
▼釧路地方:1人
●その他:3人(うち北海道外2人)
●年代
・10歳未満~70代(30代以下18人)
このうち18人が入院中(宿泊療養施設含む)で、11人は調整中です。
12日の北海道内の新たなクラスターは札幌市の「グループホーム」と計2つでした。
116人中、51人の感染経路が不明で、重症者は前日から1人増え26人。札幌市は前日と変わらず15人です。重症者が20人を超えるのは12日連続です。
政府は21都道府県に9月12日までとして発令している「緊急事態宣言」を30日まで延長することを決めました。宮城と岡山は「まん延防止等重点措置」に移行しますが、19都道府県で宣言が継続することになります。「緊急事態」の期間は8月27日から1か月余りとなります。
北海道は札幌市、旭川市、小樽市、石狩地方の酒類を提供する飲食店へ「休業要請」、その他の地域の飲食店には「時短要請」とし、公共施設の休館、高校は午後4時で完全下校とするなどの対策の継続を決定し、協力を求めています。
北海道内の感染者は、計59138人となりました。
参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/361cb96ae4e823a6f8e4123a79caa951eb5cb003