180人感染北海道 3日連続100人台…前週同曜日から半減も続く “国税局や商業施設”計3クラスター(北海道ニュースUHB) – Yahoo!ニュース
北海道は9月8日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された180人(うち再陽性1人)中、北海道発表分51人の詳細を発表しました。
8日は死者の発表はありません。感染者は札幌市で98人(うち再陽性1人)、旭川市12人、函館市16人、小樽市3人が確認され、あわせて180人。
200人を下回るのは3日連続で、15日続けて前週の同じ曜日より減少しました。1週間前の水曜日の約49%減、札幌市は約43%減と大幅に減少しました。北海道内では3日連続で前週の同曜日からの半減となりました。
3度目の緊急事態宣言の発令13日目。水曜日としては8週連続で100人を超えていて、高い水準は続いています。
人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は北海道「27.7人」、札幌市「41.8人」で、減少傾向にあるものの北海道は「緊急事態宣言」の目安「25人」を40日連続で超え、札幌市も50日連続で超えています。
北海道発表分として新たなクラスターが確認されました。
●商業施設(稚内市):5人
従業員1人の陽性が9月6日に確認され、濃厚接触者の検査を進めたところ、従業員5人の感染が判明しました。
20代~50代で軽症または無症状。これまで12人にPCR検査をしています。
これまでのクラスターも拡大しています。
●北海道帯広柏葉高校(帯広市)
新たに生徒1人の感染が確認され、計8人になりました。
【9月8日北海道発表分の感染者情報】
▼空知地方:10人
▼石狩地方:8人
▼後志地方:3人
▼胆振地方:1人
▼渡島地方:7人
▼上川地方:2人
▼宗谷地方:4人
▼オホーツク地方:2人
▼十勝地方:8人
▼釧路地方:5人
▼根室地方:1人
●年代
・10歳未満~80代(30代以下34人)
このうち12人が入院中(宿泊療養施設含む)で、39人は調整中です。
8日は新たなクラスターは札幌市の「札幌国税局」と「飲食店」で確認され、北海道内で計3つとなりました。
感染力が強いとされるインド型の変異ウイルス・デルタ株疑いは、北海道発表分36人、札幌市61人、函館市13人、小樽市1人が確認され、計111人となりました。
これで北海道内では「感染」と「疑い」計7740人となりました。
180人中、85人の感染経路が不明で、重症者は前日から1人増え27人。札幌市は前日から1人増え16人となりました。重症者が20人を超えるのは8日連続です。
減少傾向にありますが、鈴木知事は8日、「まだ解除できる段階ではない」として、国に13日以降の緊急事態宣言の継続を要請したことを明らかにしています。
政府は「緊急事態宣言」を北海道と宮城・岐阜・愛知・三重・滋賀・岡山・広島県に8月27日から拡大。これで発令地域は21都道府県となり、北海道は3回目となります。期間は9月12日までです。
北海道は札幌市と旭川市、小樽市、石狩地方の酒類を提供する飲食店への休業要請、その他の地域の飲食店には午後8時までの時短要請、公共施設の原則休館、高校は午後4時で完全下校、学校行事の中止・延期・縮小などの対策を決定し、協力を呼びかけています。
北海道内の感染者は、計58605人となりました。
参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/b5b527cd7b16bb18f44322739a4bf0276a401cc6