山梨県、コロナ感染判明で即、学級閉鎖 クラス全員ＰＣＲ検査（産経新聞） – Yahoo!ニュース
山梨県は、県内の学校で新型コロナウイルスの感染者が発生した場合、そのクラスを即時に学級閉鎖し、クラス全員を対象にＰＣＲ検査を行う新しい対策を実施する。これに伴って、小学校３年生以下や特別支援学級に通う子どもが休校となった際に仕事を休まざるを得ないひとり親世帯などに、１日当たり４千円を支給する制度も始める。
県によると、これまでは文部科学省の運用基準に従って、感染者が判明した段階で、保健所が聞き取りを行うなどして、濃厚接触者や接触者を特定し、状況を協議して学級閉鎖するかどうかを判断していた。しかし、感染拡大で保健所の業務が停滞し、判断まで数日を要することもあるという。
新方式では学級閉鎖し、クラス全員を検査対象にすることで、感染状況を早期に判別し、クラスター（感染者集団）を広げないようにする。これにより、学年閉鎖や休校を抑制できるとみている。
長崎幸太郎知事は、オンライン会議を通じて、新しい対策「新山梨方式」への協力を市町村長や教育長、私学関係者らに要請した。新型コロナのオミクロン株によって、学校でクラスターが発生し、そこでの感染が家庭に広がる現状を説明し、学校での対策が「喫緊の課題だ」と強調した。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/a636d22e718b08bfebc1efdc73dfcf52c03761aa
