徳島県で4週続けて60代以上の感染割合増 高校と児童施設でクラスター（徳島新聞） – Yahoo!ニュース
徳島県は13日、10歳未満～90代の男女158人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。全員が軽症か無症状。1日当たりの感染者が100人を超えるのは19日連続となった。4週連続で60代以上の感染割合が増えており、家庭内から高齢層への感染拡大が深刻化している。
県によると、直近1週間（6～12日）の60代以上の感染者は277人で全体に占める割合は21・7％。3週前（1月16～22日）の9・1％、前々週（23～29日）の13・0％、前週（1月30～2月5日）の16・4％から週ごとに増えている。家庭内感染の増加で若年層が同居する高齢者にうつしたり、ウイルスが高齢者施設に持ち込まれたりするケースが多いという。
飯泉嘉門知事はこの日の会見で「高齢者の感染が増え続ければ今後重症者が増えたり、病床がひっ迫したりする恐れがある。感染の連鎖を防いでいかないといけない」と危機感を示した。
新たに城西高校と児童等利用施設でクラスター（感染者集団）発生を認定。城西高では感染が判明していた生徒3人に加え、生徒2人の陽性が分かった。児童等利用施設では利用者や職員ら8人に加え、別の利用者や職員ら12人が感染した。県は施設名や所在地について城西高は「注意喚起のため」と公表し、児童等利用施設については「接触者が特定されている」として公表しなかった。
学校関連は、小学生15人、中学生4人、高校生6人、大学生と中学校教職員各2人、大学院生と専門学校生各1人。
県と徳島市、阿南市、国交省徳島河川国道事務所の職員各1人も感染した。
居住地の内訳は徳島市54人、藍住町17人、鳴門市12人、北島町11人、小松島市と阿南市各10人、石井町8人、阿波市7人、吉野川市と板野町各6人、松茂町5人、三好市と海陽町各3人、つるぎ町2人、美馬市、勝浦町、美波町、上板町各1人となっている。
入院患者は95人で病床使用率は36・1％、重症者用の病床使用率は4・0％。感染者は累計7169人となった。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/ff81a8862998c1338103867d2ef20dc949184e75
