小学校で５５人のクラスターも 福島県内３７４人感染（テレビユー福島） – Yahoo!ニュース
新型コロナウイルスについて、福島県内では１６日、郡山市やいわき市などで合わせて３７４人の感染が確認されました。感染者数に減少傾向がみられるものの、県内各地でクラスターが相次いで発生するなど依然として感染が拡大しています。
１６日、感染が確認されたのは、郡山市で９７人、いわき市で５８人、福島市で３７人など県内３４の市町村と県外で合わせて３７４人です。これで県内の今月の感染者は、７１５６人となりました。
県などによりますと、石川郡内の小学校で５５人の感染が確認されたほか、いわき市で５件のクラスターが発生するなど県内各地でクラスターの確認が相次いでいます。今月のクラスターのうちおよそ７割が学校・児童施設と子どもの感染が依然として多いなか、家庭内で子どもから高齢者に感染し、高齢者施設でのクラスターに繋がるケースも見られているということです。
入院は３６５人で、このうち重症は５人。病床使用率は４９．１パーセントとレベル３の水準に近い状態が続いています。一方で、県内の１日あたりの感染者数は前の週の同じ曜日を９日連続で下回るなど減少傾向が見られていて、県は「ピークアウトの判断はまだできない」としながらも「まん延防止等重点措置の効果が一定程度表れ始めている」と分析しました。
県の担当者「一時期のような６００、５００人が連日続いていないのも事実。まん延防止の成果が見えてきているのではないか」県は引き続き県民に対し混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出を避けるとともに、不織布マスクの着用など基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/7e713b7c764ef0e6cb28ad70e4294240b09dec6d
