【28日】長崎県内１８市町 ５７５人コロナ感染 医療機関などでクラスター（長崎新聞） – Yahoo!ニュース
長崎県などは２８日、県内１８市町で計５７５人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。二つの医療機関と介護施設でそれぞれ新たなクラスター（感染者集団）が発生。国の「まん延防止等重点措置」対象区域拡大に伴い、県内全域での飲食店の営業時間短縮と酒類の終日提供禁止が同日から始まった。
新規クラスターでは、長崎掖済会病院（長崎市樺島町）は２８日までに計１７人（職員６、患者１１）の感染を確認。２７日から当面、新規入院の受け入れや手術を中止している。外来診療は通常通り実施する。佐世保共済病院（佐世保市島地町）は計８人（医療従事者４、患者４）。新規入院の受け入れを原則休止する。雲仙市の通所介護事業所は計３６人（職員９、利用者２７）が陽性に。２４日から閉所しており、再開時期は未定。
既存のクラスターは２件が拡大。西彼時津町の青雲中は計１７人（４人増）、佐世保市水道局は計９人（１人増）となった。
学校関連では佐世保市立４校の計６学級が新たに閉鎖。長崎市立小１校は週明けの３１日まで休校する。
県内の警察署に勤める警察官や会計年度任用職員計３人、米海軍佐世保基地の従業員２人のほか、▽県交通局バス運転士▽長崎刑務所（諫早市）職員▽長崎地裁島原支部職員－の各１人の感染もそれぞれ確認された。
長崎市は、クラスター発生施設の従業員らに対する心無い言動を確認したとして、やめるよう呼び掛けている。市によると、従業員が「外に出ていいのか」と言葉をかけられ、学校でクラスターを指摘された子どもが「学校に行きたくない」と言っているとの相談が寄せられた。
重点措置対象区域は当初、長崎、佐世保両市だけだったが、２６日から県内全域に拡大していた。期間は２月１３日まで。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/0ee01e4462442a2a2e77fc5740586d6143ef7b26
