コロナ感染県内で12人 新規2系統で県外滞在歴、こども園職員も【福井】
福井県は、29日、県内で新たに12人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
新たに感染したのは、福井市と坂井市の10歳未満から60代までの男女12人。
新たな感染経路は4つ確認され、このうち坂井市の40代の自営業の男性と30代のこども園職員の女性、そして10歳未満の女の子は同居の家族で、女性が勤めるあわら市内のこども園では約30人にPCR検査をする予定。
28日、職員2人の感染が判明した坂井市役所は、職員420人あまりを検査し、すべて陰性だった。
福井市中心部の飲食店関連では、新たに5人の感染が分かり、累計で166人となった。
内訳は、従業員や客が3人増えて109人、家族や職場の同僚などの2次感染者は2人増えて57人となった。新たな3次感染者はいなかった。
県は、29日に発表した感染者のうち、新規の2つの系統で県外への滞在歴があったとした上で、「都市部で緊急事態宣言が解除されたものの、依然として感染のリスクがあり、県外との不要不急の往来は慎重に判断してほしい」と呼び掛けている。