保育施設で新クラスター 青森県内（Web東奥） – Yahoo!ニュース
青森県は9日、県内で新たに19人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新たに弘前保健所管内の保育施設でクラスター（感染者集団）が発生。19人のうち17人がこのクラスター本体の感染者だった。県内の新規クラスターの発生は9月25日以来。
弘前管内のこの保育施設では9日の17人と、これまで陽性が確認された4人（五所川原保健所管内居住1人含む）の計21人がクラスター本体の感染者。県は「施設の利用者および従業員」としている。21人中20人が10歳未満（性別非公表）。ほかに関連する3人の感染が分かっている。
保育施設では、食事などの際にマスクを外す場面があったという。県は、施設全体ではなく、一部のクラスで感染が広がったとみている。既に約50人の検査を終え、今後は約20人の検査を進める予定だ。
他の新規感染者では、青森市の10歳未満（性別非公表）1人が市内陽性者の接触者。むつ保健所管内の30代男性1人は感染経路不明としている。
県健康福祉部の永田翔次長は「（新規クラスターは）特定の施設なので、今のところは感染経路も想定され、追跡できている部分もある。ただ、青森県では感染が完全に下火にはなっていない。引き続き予断を持たずに状況を注視する必要がある」と説明した。
県内の人口10万人当たりの1週間新規感染者数は東奥日報試算で4.41人で、前日から0.72ポイント上昇した。入院者数は前日比2人減の62人。県内の確保病床数337床に対する使用率は同0.6ポイント減の18.4％で、感染状況を示す国の指標では前日に続きステージ2（20％未満、感染漸増）以下の水準となった。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/922af6efd93de5503be3704e33a4668639f167bc
