新型コロナ 8日は青森県内で72人の感染を確認 八戸市・弘前保健所管内でクラスター（ABA青森朝日放送） – Yahoo!ニュース
新型コロナウイルスの感染状況についてです。7日は60人、8日は72人の感染が確認されました。青森県内で感染が確認された人は、すでに回復した人などを含めて4934人となっています。
青森県によりますと、新たに感染が確認されたのは、八戸市で36人、青森市で17人、弘前保健所管内で13人など合わせて72人です。
このうち、弘前保健所管内の保育施設と、八戸市内の職場で新たにクラスターが発生しました。弘前保健所管内の保育施設では、8日までに利用者または従業員が6人、関連も含めて10人の感染が確認されています。この保育施設の関連では、これまでにおよそ20人の検査を終えていて、今後、70人ほどの検査を予定しています。
また、八戸市内の職場では、8日までに従業員6人の感染が確認されています。この職場の関連では、これまでにおよそ20人の検査を終えていて、今後10人ほどを検査するということです。
一方、8日に発表された72人のうち23人の感染経路は分かっていません。
入院者数は117人で、重症は3人、中等症は25人となっています。病床使用率は38％で、国の指標で「爆発的な感染拡大」に当たる「ステージ4」の50％を2日連続で下回りました。
県の緊急対策が始まってからきょうで8日目です。三村知事は、1週間当たりの新規感染者数が「感染者急増」を表すステージ3の水準を下回ることを目標に掲げています。
国の指標を元に、ABAが試算した結果、この目標を達成するには、1週間当たり186人以下とならなければいけません。それでは直近の1週間を見てみましょう。
8日は新たに72人の感染が確認されたので、1週間の累計は445人となりました。7日の累計より61人減りましたが、依然として高い水準となっています。ステージ3の水準は、単純計算で1日当たり26人まで減らさなければなりません。6日は20人でしたが、7日と8日は60人を超える結果になっています。目標の186人以下には程遠い結果です。
曜日ごとにみると減少傾向にはありますが、現状の対策を継続することで目標通りに新規感染者は減っていくのか、9日以降も注目していきたいと思います。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/cf5894636c1c50e80ee577f10463f346e01a1139
