死者最多３人確認 大崎の事業所クラスター 更衣室の換気、マスク不十分 新たな感染は96人（鹿児島市44、奄美14、鹿屋９、伊佐６、姶良５、大崎５、薩摩川内４、霧島３、出水１、指宿１、日置１、肝付１、大和１、千葉１）新型コロナ・鹿児島１日発表（南日本新聞） – Yahoo!ニュース
鹿児島県と鹿児島市は１日、新型コロナウイルスに感染して医療機関に入院していた患者３人が死亡したと発表した。１日当たりの発表数では過去最多で、死者は累計４７人となった。また県は大崎町の事業所でクラスター（感染者集団）を確認したと公表。畜産業の「ジャパンファーム」（同町）と認めた。県内６５例目。県内の新規感染者は９６人だった。
死者３人のうち、鹿児島市発表分は２人。遺族の意向で、年代、性別、死因は非公表だった。県が公表した１人は、遺族に意向を確認中としている。入院までの経緯はいずれも明らかにしていない。
県くらし保健福祉部伊地知芳浩次長は会見で、死者が最多となったことについて「デルタ株による重症化リスクの高まりも考えられる」と述べた。
県が公表したクラスターは２６～３１日に公表した２０代女性１２人、１日公表の１０～３０代の女性６人の計１８人。全て職場関係者。県によると、事業所内で手指消毒や検温はされていたが、更衣室に窓がなく、換気やマスク着用が不十分だった。「ジャパンファーム」は８月３１日までに、ホームページで従業員の感染を公表していた。
新規感染者の居住地は、県内が鹿児島市４４人、奄美市１４人、鹿屋市９人、伊佐市６人、姶良市と大崎町が各５人、薩摩川内市４人、霧島市３人、出水、指宿、日置市と肝付町、大和村が各１人。県外は千葉県１人。１６人の感染経路が分かっていない。
県内の累計感染者は８２０１人。８月３１日時点で３５６人（前日比２５人減）が入院、うち、重症者６人（同１人増）、酸素投与が必要な中等症９４人（同６人減）。宿泊療養施設に４２８人（同４４人減）が入所し、６４１人（同５０人減）が自宅待機している。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/21c95ea578a2a33c1e7db5e0a1f8cc739760e2e2
