北海道で新たに４クラスターが発生 中学校や幼稚園で集団感染 若年層のワクチン接種11月までに可能？（HBCニュース） – Yahoo!ニュース
北海道内では、10日、新たに181人が新型コロナウイルスに感染したことが発表されました（このほかに再陽性の患者1人確認）。前の週の同じ曜日を18日連続で下回り、減少傾向が続いていますが、一方で、発表された死者数は11人と、６日連続で２桁となり、”高止まり”の状況が続いています。
道内では、10日、新たなクラスター４つが発表されました。
【道発表】
○石狩地方の事業所(名称非公表)
従業員５人が感染。
○知内町の町立知内中学校
教職員６人が感染。
【札幌市】
○幼稚園(名称非公表)
園児9人、職員2人が感染。
○グループホーム(名称非公表)
入居者5人、従業員3人が感染。
札幌市内４か所目の集団接種会場となる「つどーむ」（札幌市東区）
一方、札幌市の秋元市長は、10日午後会見し、現在、中央区と北区にある集団接種会場に加え、今月22日には白石区に、さらに来月には、東区の「つどーむ」に市内４か所目の会場を開設する方針を示しました。
また、秋元市長は、今月下旬から、市立札幌病院に、平日の外来診療後や休日に接種会場を設けるなど個別接種の態勢を拡大するほか、高齢者施設などに医師と看護師のチームを派遣する「巡回接種」を行うことを明らかにしました。
市は、来月末までに、65歳以上の高齢者の接種の完了を目指します。
また、若年層を含めたワクチン接種について、秋元市長は、「第４会場（つどーむ）が稼働すると１週間で10万人強に接種できる体制になる。希望した市民の接種が終わるのが、単純計算でだいたい11月末くらいとなる」と、目安を示しました。
会見した北海道・鈴木直道知事（10日午後５時すぎ）
北海道の鈴木直道知事も、10日夕方、会見し、企業や大学単位で行う「職場接種」について、国内全体で1034件の受け付けがあったうち、道内からは24件の受け付けがあったことを明らかにしました。
道は、ワクチン接種をめぐる自治体の負担を減らすため、職場接種についてオンラインの説明会を開き、拡大を後押しする考えです。
また、菅首相が、ワクチン接種について、「10月から11月にかけて、希望する方すべてで終えることを実現したい」と表明したことについて、鈴木知事は「11月末で終えるとした場合の財政的措置など、全くわからないので、支援策について早急に示していただくことが必要だと知事会で申し上げた」と述べ、実現に向けた政府のバックアップを求めました。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/3e6fbb23e818f3b8b88a19002c18a5d5daf60cb7
