山形県１２人感染 ２か所でクラスター（YBC山形放送） – Yahoo!ニュース
４３日ぶりの２けたの感染、さらにクラスターも拡大した。県内で９日、新たに１２人が新型コロナに感染した。山形市は、パブとスーパーの２か所でクラスターが発生したと発表した。
山形市保健所の加藤丈夫所長は「その事業所は、野川食肉食品センターびっくり市山形南店だ」と、スーパーで新たな感染者の集団・クラスターが発生したと発表した。
山形市は９日午後、臨時の記者会見を開き、パブとスーパーの２か所でクラスターが発生したと発表した。このうちの１か所は、８日、従業員２人の感染が確認され、不特定多数の人との接触の恐れがあるとして公表された、山形市香澄町の「パブＣＢ－ＧＢ」。
この店では、８日発表された従業員２人に加え、９日新たに６人の感染が確認され、従業員の感染者は８人となりクラスターが発生したと認定された。
また、この８人のうち４人は山形市元木のスーパー、びっくり市山形南店にも勤務していた。この店では、この４人を含む従業員５人の感染が確認され、クラスターが発生したと認定された。びっくり市の従業員は、いずれもバックヤードで、マスクや手袋を着用し精肉などの業務を行っており、利用客との接触や業務に伴う感染拡大のリスクは低いという。また、びっくり市山形北店でも１人の感染が確認された。２店は臨時休業している。
加藤所長は「県内も新規感染者ゼロが続いてきたが、少しずつ増え、今回クラスターが２つ起こった。これを契機に感染が拡大するリスクがあると思う」と危機感を示した。
また、山形市は８日、「パブＣＢ－ＧＢ」について、感染の可能性がある期間に１００人程度の利用者がいたとみられると発表したが、９日午後３時までの問い合わせがあったのは２５人からで、このうち期間中の利用者は２０人だという。
県内で新たに感染が確認されたのは、山形市で１０代から７０代までの男女１０人、小国町の５０代男性、県外在住の２０代男性の計１２人。１日あたりの感染者が２桁となるのは５月２７日以来４３日ぶり。県内の感染者の累計は２０４４人、重症者１人を含む２０人が入院している。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/5538cbe85bf669471edf8c94eb0b5c7edf75e6f6
