北海道 知床 観光船「KAZU1」不明事件 専門家 「乗員、乗客ともに船内に閉じ込めらたまま沈没した可能性が高い」 ⇒ 昨年も座礁事故をおこしていた・・・現地の情報がtwitterで拡散される

北海道 知床 観光船「KAZU1」不明事件 専門家 「乗員、乗客ともに船内に閉じ込めらたまま沈没した可能性が高い」 ⇒ 昨年も座礁事故をおこしていた

・山田吉彦
海洋問題研究者/東海大学海洋学部海洋文明学科教授

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消息不明の観光船「KAZU1」は、観光船特有の通常の乗り心地を重視し、風や波の抵抗を受けやすい船型をしている。船室を広くとるために船体が風の抵抗を受けやすい。また、同船は昨年も座礁する海難事故をおこしている。強風注意報、波浪注意報が出ているなかでの出航に疑問を感じる。

乗員、乗客ともに船内に閉じ込めらたまま沈没した可能性が高いが、既に夜を迎え海上保安庁の対応にも限界がある。明日は自衛隊も含めての捜索活動となる。水温、気温等かなり低い状況であり、乗船者の安否が心配される。無事であることを祈るばかりだ。

http://blog.livedoor.jp/gunbird/archives/10510419.html

・ダイビングボートの沈没に遭遇したことがありますが、メイデーを告げる無線を受けて当該ボートを見ると少し傾いており、そこから転覆するまではあっという間でした。
現在の知床の水温を考えると水中に投げ出された場合は生存は絶望的ですが、浸水していたことを考えるとなんとか沈まずにいるという望みはかなり薄いと思います。
天候が悪くてもわざわざ遠くまで旅行に行き楽しみにしていたイベントを前にすると、運行が決まれば客側が安全を考えてやめておくという判断は難しいと思います。

・過去に何度もこのような天気でも運航できていたんでしょうね。これくらいは結構ありますんで大丈夫です!的な。コロナ禍で観光業も厳しいでしょうし、そんな中わざわざ悪天候の中観光に来てくれたお客さんを喜ばせようという判断だったのだと思います。

・位置情報発信器があれば、遠洋ではないのだからすぐに見つかりそうなものだが、そういう装備はなかったのか。発信器を船体に設置するとともに船員が発信器を持つことが義務付けられていなかったとしたら疑問だ。

・北海道は本当に広いですから、固定翼機の航空機が捜索に出てもヘリが現場に到着しないと救助ができませんし、現着するのが遅いと夜間は捜索出来ないとか、巡視船が駆けつけるにも時間がかかる場合が多いです。
自衛隊に救助要請出しても同じです。
洋上での救助装備をしたヘリが現着しないことには海保でも自衛隊でも違いはありません。

・付近の漁船は強風と波の為昼前には港に戻ったそうだが、その様な天候でなぜ船を出したのか。ほぼ予報どおりの条件なのに。
この船、昨年も座礁事故を起こしたり、それまでも何度か事故起こしている様だが、乗員の練度はどうだったのか。
地方の小さな観光船運航会社では、
高齢化や人員不足から、熟練者が減っていると聞く。
現場周辺は操船の難易度が高い海域らしいが、海域を熟知していたのだろうか。

参照:http://blog.livedoor.jp/gunbird/archives/10510428.html

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