徳島で235人感染 高校で新たなクラスター（徳島新聞） – Yahoo!ニュース
県は5日、10歳未満～90代の男女235人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの感染者は8日連続で200人を超えた。池田高校辻校（三好市）で新たなクラスター（感染者集団）の発生を認定した。オミクロン株の一種でより感染力が強いとされる派生型「BA・2」など新たな変異株を早期発見するため、3日からゲノム解析の実施件数を従来の1・5倍に増やしたと報告した。
県は変異株の種類を特定するゲノム解析を毎週1回16検体で行ってきたが、24検体に拡大した。1月以降の流行「第6波」ではこれまでに128検体で解析を行い、解析不能だった14検体を除く114検体全てが既存のオミクロン株だった。東京などでは今後「BA・2」への置き換わりが進むとされており、体制強化で早期封じ込めを図る。
池田高辻校では感染が判明していた教職員とその友人計3人に加え、新たに教職員3人が陽性となった。卒業式の準備作業や部活動の指導を通じて感染が広がったとみられる。接触があった生徒8人は陰性だった。校名公表については「県民への注意喚起のため」としている。
5日発表の感染者のうち学校関係は小学生35人、中学生と高校生各8人、高校教職員5人、小学校教職員4人、大学生2人、大学院生、中学校と大学の教職員各1人となっている。
三好病院（三好市）の医療技術職員の感染も判明。感染可能期間中に勤務しておらず、病院は通常の診療体制を継続している。
症状は軽症が196人、無症状が39人という。重症者用病床には前日より1人多い5人が入院しており、使用率は流行「第6波」で最高の20％となった。病床全体では94人が入院して使用率は35・7％。県内の感染者は累計1万2277人となった。
県は7日から始まる5～11歳のワクチン接種について、3月分の接種枠4500人に対し、この日までに4281人から予約があったため、500人増の5千人に拡大するとした。
またサッカーJ2の徳島ヴォルティスは5日、クラブスタッフ1人が4日に受けたPCR検査で陽性だったと発表した。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/1628e625ad9bdfd2dab4dfb3aceff05137ebeb05
