＜新型コロナ＞佐賀県内538人感染 新たにクラスター3件 2月4日（佐賀新聞） – Yahoo!ニュース
佐賀県は4日、538人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染者数が500人を超えるのは4日連続。新たに学校と病院で計3件のクラスター（感染者集団）が発生した。
新たなクラスターでは、鳥栖市の若葉小で児童11人▽嬉野市の嬉野高塩田校舎で生徒15人▽佐賀市の福岡病院で職員1人、入院患者8人の感染を確認した。
若葉小は4日まで学級閉鎖をした。嬉野高塩田校舎では1月31日から1クラスを閉鎖し、別の学年にも感染が拡大したため7日まで臨時休校としている。
既に公表していたクラスターのうち、嬉野温泉病院（嬉野市）で新たに20人の感染者が分かった。これまでの累計が63人になり、県内のクラスターとしては最も多くなっている。
3日の発表分については医療機関からの報告にミスがあったとして、唐津市の30代女性の感染が取り下げられ559人に修正した。
感染が分かった538人のうち、既に把握している陽性者と関連がない新規は191人。市町別では多い順に佐賀市179人、唐津市58人、鳥栖市53人など。年代別では10代が95人（18％）で最も多い。感染者の濃厚接触者に当たる同居家族など、医師の判断で検査をしなくても感染とみなす「みなし陽性」は12人だった。
県内での感染確認は延べ1万3615人になった。病床使用率は前日比0・4ポイント増の39・3％で、重症者はゼロ。中等症患者の病床使用率は0・5ポイント増の11・9％（65人）。療養ホテルの使用率は1・2ポイント増の57・1％、自宅療養者は179人増えて3117人。
九州電力は玄海原発（東松浦郡玄海町）で同社従業員1人と請負会社社員1人の感染を確認したと発表した。1月13日から39人が陽性となり、4日時点で感染者とその接触者ら約80人が出勤待機になっている。（大橋諒）
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/5d24198f632a3e2e45b455214a635082c14f62ae
