山形県 ３２５人感染 ３か所でクラスター（YBC山形放送） – Yahoo!ニュース
県は４日、２１市町などで３２５人が新型コロナに感染したと発表した。１日の新規感染者が３００人を超えるのは２日連続で、小学校２校と保育園でクラスター発生した。
感染が分かったのは、鶴岡１１５人、山形６３人、酒田４９人、高畠２７人、米沢１６人、天童９人、庄内８人、三川７人、県外在住の５人、寒河江と中山、南陽、新庄、遊佐で３人ずつ、上山と村山、山辺で２人ずつ、それに東根、尾花沢、河北、川西、白鷹で１人ずつ、２１市町などで計３２５人。１日の新規感染者数が３００人を超えるのは２日連続で、３日の３５０人に次ぐ過去２番目の多さ。
小学校２校と幼稚園で新たにクラスターが発生した。
高畠町の小学校では３日までに、児童ら１１人の感染が確認され、４日発表された児童３人と合わせ感染者は１４人となっている。２日から休校の措置がとられ、関係者への検査は実施済みという。
飯豊町の小学校では３日までに、職員１人と児童５人の計６人の感染が発表され、今月１日から休校している。関係者への検査は実施済みという。
山形市では、とちの実保育園でクラスターが発生した。４日に感染が発表された職員１人と３日までに発表された園児と職員計５人の感染がわかった。検査はすべての園児と職員約１２０人に実施し、５日までに結果が判明するという。
一方、感染者の同居家族などで、検査をせずに医師の判断で感染とみなす「みなし陽性」について、県は、感染拡大を受け今月１日から庄内地域で導入しているが、３日からは置賜地域でも始めたという。これまで置賜地域の８人と庄内地域の１人が「みなし陽性」での感染確認となっている。県は、感染状況に応じて、ほかの地域でも「みなし陽性」を実施する方針。
また、県は、学校や保育施設でクラスターが発生し家庭内で感染が広がっていることで、幅広い年齢層に感染が拡大しているという認識を示した。担当者は「小さい子どもから働き盛りの人へ、そして中高年と家庭の構造に合わせて年齢が広がってきている。基礎疾患があったり、高齢であったり入院してもらう人が増えている」と話した。県内では現在、重症者はいないものの、入院している人が１０４人いて、病床使用率は４０％を超えている。入院中の人のうち、約６割が重症化リスクの高い高齢者という。
県内の感染者の累計は６８８９人で、宿泊療養中９３人、自宅療養中１５４３人、調整中が６６５人となっている。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/a7339f02453f73eecd2a4f59c7a0832eb40dcbb9
