【詳報】仙台・柴田の小中学校３校でクラスター 宮城で２１７人感染 石巻の保育施設クラスター３５人に（仙台放送） – Yahoo!ニュース
宮城県内では１月２１日、新たに仙台市で１４５人、石巻市で２９人、柴田町で６人、大崎市、多賀城市で各５人、名取市で４人、塩釜市、気仙沼市、岩沼市、角田市で各３人、富谷市、利府町で各２人、登米市、東松島市、美里町、亘理町、山元町、丸森町で各１人、そして県外在住者１人の、合わせて２１７人の新型コロナウイルス感染が確認されました。
１日の新規感染者が２００人を超えるのは２０２１年８月２７日（２０３人）以来、約５カ月ぶりで、先週金曜日の７６人から約３倍に増加しています。
年代別では、１０歳未満３７人、１０代２７人、２０代５４人、３０代３８人、４０代２９人、５０代１６人、６０代９人、７０代９人、８０代１人となっていて、２０代以下が５割を超えていますが、６０代以上の感染者も増え始めています。
２１７人のうち１１１人の感染経路が現時点でわかっていないということです。
また無症状者は１４人で、１９９人は何らかの症状がみられるということです。残る４人は調査中です。
仙台市は、仙台市立の小学校でこれまでに６人の感染が確認されたとして、この小学校で新たなクラスターが発生したと発表しました。また宮城県は、柴田町の小学校で１０人、中学校で１０人の感染が確認されたとして、この小学校と中学校で新たなクラスターが発生したと発表しました。また１９日にクラスターが発生したと発表された石巻市内の保育施設で新たに１８人の感染者が確認され、この保育施設の感染者は合わせて３５人となりました。
仙台市は、感染者がそれぞれ１人ずつ確認された上杉山通小学校、鶴谷東小学校、原町小学校、柳生小学校、北仙台中学校、鶴谷中学校について、２１日を臨時休校としました。また仙台青陵中等教育学校で職員１人の感染が確認されたとして、この学校も２１日を臨時休校としました。
そして宮城県内では、新たに４９人が変異株のオミクロン株に感染した疑いがあることがわかりました。今後、ゲノム解析を行い、変異株の特定を進めることになります。
宮城県は１人の感染者から何人に感染が広がるかを示す「実効再生産数」が１９日時点で「２．４６」としています。
宮城県によりますと、２１日午後１時時点で、県内の医療機関に入院している患者は６６人（前日比＋１２人）で、重症者は２人（前日比＋０人）となっています。そのほか宿泊施設で療養している人４６５人（前日比＋８４人）、自宅療養している人が１９７人（前日比＋４７人）、療養先調整中の人が１１８人（前日比＋６人）となっています。
２１日午後１時時点の県内の確保病床の使用率は１２．９％（６６人／５１０床）、重症者用の病床は３．６％（２人／５５床）、仙台医療圏では１６．１％（５３人／３２９床）、重症者用の病床は５．０％（２人／４０床）となっています。受け入れ可能な病床でみると、県内全体の使用率は３７．９％（６６人／１７４床）、重症者用の病床は１４．３％（２人／１４床）、仙台医療圏では５４．６％（５３人／９７床）、重症者用の病床は２８．６％（２人／７床）となっています。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/5bb26abb0c066994846adbf4281e156296e0e695
