新型コロナウイルス 出雲市で感染広がる 病院で入院患者が感染、高齢者施設ではクラスターも（日本海テレビ） – Yahoo!ニュース
新型コロナウイルスについて島根県では、２８日の検査で新たに８人の感染が明らかになった。鳥取県では新たな感染者の発表はない。
島根県で感染が確認された８人の内訳は、出雲市で７人、松江市で１人。
２８日の検査では、出雲市にある島根県立中央病院の入院患者１人の感染が確認され、病院が会見を開いた。病院によると、この患者は２７日に泌尿器の手術のために入院。今月２５日に新型コロナへの感染が確認された病院職員と２１日に接触があったため、保健所からの指示で、２８日の手術前にＰＣＲ検査を受け、手術中に陽性が判明した。
患者は手術前にのどの痛みがあったというが、ＰＣＲ検査の結果が出る前に、手術を行ったことについて病院側は・・・
島根県立中央病院：小阪真二病院長：「通常の風邪症状の咽頭痛、咳も出ていないということであると、全ての患者さんの手術を止めるということ自体、患者さんの通常医療に対するアクセスも制限することになるので、これは難しい判断ではないかと思う。」
また、２１日の患者と病院職員（２５日に感染確認）の接触の機会は、入院前のＰＣＲ検査だったということで、この検査では患者の陰性が確認されていた。この時、患者と病院職員の間では検査の説明や検体の入った容器の受け渡しなど数分の接触があったという。
県立中央病院は、患者の濃厚接触者である医師１人と実習生１人のＰＣＲ検査を行うほか、職員４３人と病棟の入院患者４１人の検査を行うとしている。
一方で、島根県内２５例目となるクラスターも発生している。
クラスターが発生したのは出雲市の高齢者福祉施設で、この施設に関連する１人（１５９０例目）が２７日に感染し、その接触者として検査したところ２８日に新たに５人の感染が確認された。５人とも、同じ高齢者福祉施設の入所者または従業員で、島根県では入所者を中心に検査を進めている。島根県では接触者の把握ができていることから施設名を非公表としている。
島根県内での累計の感染者数は１６１１人となった。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/c1c504ad208ac10d4e29f19f7325339f9fd009fc
