新型コロナ 10日は青森県内で新たに44人の感染を確認 青森市の30代男性が重症 県内では初（ABA青森朝日放送） – Yahoo!ニュース
新型コロナウイルスの感染状況についてです。青森市で感染が確認された30代男性が、重症となっています。30代で重症になったのは青森県内で初めてです。
9日は74人、10日は44人の感染が確認されました。県内で感染が確認された人は、すでに回復した人などを含めて5052人となっています。
青森県によりますと、新たに感染が確認されたのは、八戸市で18人、青森市で8人、弘前保健所管内と上十三保健所管内でそれぞれ6人、三戸地方保健所管内で3人、五所川原保健所管内で1人、それに青森県外で2人の合わせて44人です。
青森市で感染が確認された30代男性は、診断された時点で重症となっています。基礎疾患などの重症化リスクがあったということです。県は、重症、中等症を増やさないよう、重症化を防ぐ薬剤を仕入れ、対応に当たるとしています。
10日の44人のうち、半分以上の24人は感染経路が分かっていません。
入院者数は122人で、重症は5人、中等症は15人となっています。病床は4床増え312床になり、病床使用率は39.1％に下がっています。
県の緊急対策が始まってからきょうで10日目です。三村知事は、1週間当たりの新規感染者数について「感染者急増」を表すステージ3の水準を下回ることを目標としています。ABAが国の指標を元に試算した結果、この目標を達成するには1週間当たりの新規感染者数の累計が186人以下とならなければいけません。
それでは、直近1週間の数字を見てみましょう。10日は新たに44人の感染が確認されたので、1週間の累計は399人となりました。9日の累計より20人減少し、9日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。ただ、目標の186人以下を達成するには、倍以上となっていて、まだまだ程遠い状況です。単純計算で1日当たりの平均で26人まで減らさなければなりませんが、この1週間で26人を下回ったのは6日、月曜日だけでした。
県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は、「来週1週間くらいは状況をみないといけない」と話していました。現状の対策の効果について来週も注目していきたいと思います。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/65028a269146d9711100bff315a6675598a9d03d
