1人死亡 224人感染北海道 “11日連続”前週以下 札幌は6割減「病院や家の会合…」計4クラスター（北海道ニュースUHB） – Yahoo!ニュース
北海道は9月4日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された224人中、北海道発表分65人の詳細を発表しました。
4日は1人の死亡が確認されました。北海道発表分の90代男性です。感染者は札幌市で110人、旭川市23人、函館市21人、小樽市5人が確認され、あわせて224人。
300人を下回るのは2日連続で、11日続けて前週の同じ曜日より減少しました。1週間前の土曜日の約51％減、札幌市は約60％減と大幅に減りました。
3度目の緊急事態宣言の発令9日目。土曜日としては6週連続で200人を超えていて、高い水準は続いています。
人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は北海道「39.6人」、札幌市「57.2人」で、減少傾向にあるものの北海道は「緊急事態宣言」の目安「25人」を36日連続で超え、札幌市も46日連続で超えています。
北海道発表分として新たなクラスターが2つ確認されました。
●北斗病院（帯広市）：5人
入院患者1人の陽性が8月30日に判明し、濃厚接触者の検査を進めたところ、5人（入院患者4人、退院患者1人）の感染が確認されました。
10代から80代で軽症または無症状。これまで843人にPCR検査を行っています。
●友人宅での会合（釧路地方）：5人
参加者2人の陽性が9月1日に判明し、濃厚接触者の検査を進めたところ、参加者5人の感染が確認されました。
10歳未満から20代で軽症または無症状。これまで7人にPCR検査を行っています。北海道によりますと、有効な感染防止対策はしていなかったということです。
これまでのクラスターも拡大しています。
●事業所（釧路市）
新たに従業員1人が確認され、計8人になりました。
【9月4日北海道発表分の感染者情報】
▼空知地方：1人
▼石狩地方：8人
▼胆振地方：11人
▼渡島地方：1人
▼檜山地方：1人
▼上川地方：1人
▼オホーツク地方：8人
▼十勝地方：13人
▼釧路地方：16人
▼根室地方：2人
●その他：3人（うち北海道外1人）
●年代
・10歳未満～90歳以上（30代以下39人）
このうち28人が入院中（宿泊療養施設含む）で、37人は調整中、中等症が1人です。
4日は新たなクラスターが旭川市の「あいプラン」、函館市の「函館稜北病院」で確認され、北海道内で計4つとなりました。札幌市で確認されなかったのは8月9日以来約1か月ぶりです
感染力が強いとされるインド型の変異ウイルス・デルタ株疑いは、北海道発表分で49人、札幌市61人、函館市34人、小樽市4人が確認され、計148人となりました。小樽市では2人確定しています。
これで北海道内では「感染」と「疑い」計7140人となり、7000人を超えました。
224人中、79人の感染経路が不明で、重症者は前日から3人増え26人。札幌市は前日から3人増え17人となりました。重症者が20人を超えるのは4日連続です。
政府は「緊急事態宣言」を北海道と宮城・岐阜・愛知・三重・滋賀・岡山・広島県に8月27日から拡大。これで発令地域は21都道府県となり、北海道は3回目となります。期間は9月12日までです。
北海道は札幌市と旭川市、小樽市、石狩地方の酒類を提供する飲食店への休業要請、その他の地域の飲食店には午後8時までの時短要請、公共施設の原則休館、高校は午後4時で完全下校、学校行事の中止・延期・縮小などの対策を決定し、協力を呼びかけています。
北海道内の感染者は、計57947人となりました。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/d0de154d8fae8658adf2c63d14aa0bc600ab05ee
