徳島県、児童らの野外活動でクラスター（徳島新聞） – Yahoo!ニュース
徳島県は23日、新型コロナウイルス感染が分かった10歳未満～90代の男女47人について詳細を発表した。全員、軽症か無症状という。直近1週間（16～22日検査分）の新規感染者数は初めて300人を超え、過去最多の309人となった。23日に発表した感染者のうち、5人は8月中旬に行われた野外活動に参加した児童らで、県は39例目のクラスター（感染者集団）が発生したと認定した。
県は、22日にクラスターとして発表した屋内イベントについて、徳島市紺屋町の飲食店「HIGH LOUNGE（ハイ・ラウンジ）」で13、14両日に開かれた音楽ライブと公表した。両日ともにいたとみられる約100人の参加者が特定できないため。参加者は症状の有無にかかわらず、かかりつけ医や受診・相談センター＜電0570（200）218＞に連絡するよう呼びかけた。
クラスターが発生した野外活動には計16人が参加し、3日間実施された。これまで20日に1人、22日に5人の計6人の感染が確認されている。参加者が特定できているとして施設名は公表していない。
このほか、クラスター関連では、32例目の飲食店関連クラスターで利用者の家族ら2人の感染が分かった。37例目で屋外活動と飲食店にまたがる関連クラスターでも新たに1人が陽性となった。
確保病床の使用率は54・3％。8月の感染者477人のうち、家庭内感染が123人と4分の1以上を占めるとして、県が注意を呼びかけている。
感染者47人の居住地別の内訳は次の通り。
▽徳島市20人▽藍住町4人▽三好市、上板町各3人▽小松島市、阿波市、松茂町、東京都各2人▽鳴門市、阿南市、吉野川市、上勝町、石井町、北島町、板野町、大阪府、奈良県各1人。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/86bca5a762a86c4e6696c223eda71c344becac15
