357人感染北海道 6日連続350人超…新たに5クラスター “高校選抜の大会”31人増で計128人に（北海道ニュースUHB） – Yahoo!ニュース
北海道は8月16日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された357人（うち再陽性1人）中、北海道発表分88人（うち再陽性1人）の詳細を発表しました。
16日は死者の発表はありません。感染者は札幌市で220人、旭川市20人、函館市27人、小樽市2人が確認され、あわせて357人。
6日連続で350人を上回りました。前週の同じ曜日を47人上回り、約1.2倍になりました。月曜日としては5月24日以来12週ぶりに350人を超えました。
まん延防止等重点措置の適用15日目。札幌市は前週より4％減ったものの月曜日としては2週連続で200人を超えています。
人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は北海道「53.4人」、札幌市「88.2人」で、北海道は「緊急事態宣言」の目安「25人」を17日連続で超え、札幌市も27日連続で超えました。
北海道発表分として新たなクラスターが確認されました。
●事業所（胆振地方）：6人
従業員1人の陽性が8月9日に判明し、濃厚接触者の検査を進めたところ、従業員6人の感染が確認されました。
20代から50代で軽症または無症状。これまで176人にPCR検査をしています。
これまでのクラスターも拡大しています。
●全国高校選抜アイスホッケー大会（苫小牧市）
新たに31人（教職員等1人、生徒29人、大会関係者1人）の感染が確認され、計128人と100人を超えました。
【8月16日北海道発表分の感染者情報】（再陽性含む）
▼空知地方：11人
▼石狩地方：19人（うち1人再陽性）
▼胆振地方：15人
▼渡島地方：3人
▼上川地方：4人
▼宗谷地方：3人
▼オホーツク地方：2人
▼十勝地方：13人
▼釧路地方：10人
●その他：8人（うち北海道外3人）
●年代
・10歳未満～90歳以上（30代以下52人）
このうち28人が入院中（宿泊療養施設含む）で、60人は調整中で、中等症が1人です。
16日は新たなクラスターが札幌市の「認可外保育施設」、函館市の「函館五稜郭病院」、「学童保育所」、「飲食店」で確認され、北海道内で計5つとなりました。
感染力が強いとされるインド型変異ウイルス・デルタ株疑いは、新たに北海道発表分23人、札幌市155人の計178人確認されました。
北海道内のデルタ株の感染と疑いは、計2985人となりました。
357人中、128人の感染経路が不明で、重症者は前日から1人増え16人。札幌市は前日と変わらず7人です。
北海道内では「感染経路不明」の割合が高くなっていましたが、16日までの1週間で41.4％と、北海道独自の警戒ステージ4の指標50％は下回っています。
政府は「緊急事態宣言」を東京都、沖縄県を延長したうえで、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府を追加、北海道、石川県、京都府、兵庫県、福岡県に「まん延防止等重点措置」を2日から適用。期間は31日までです。さらに福島県、茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、愛知県、滋賀県、熊本県の8県を8日から追加しています。
北海道は2日から札幌市に、14日から札幌市と往来の多い小樽市と石狩地方（江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村）を「まん延防止措置」の適用地域に追加し、北海道全域に「不要不急の外出・移動自粛」を要請しています。
札幌市を含めた措置地域では飲食店での「酒類の提供を終日自粛」要請をし、午後8時までの時短要請としています。
外出自粛、移動自粛要請に加え、公共施設の原則休館も継続。部活動の活動場所は「学校内」に限定します。
札幌市は市営地下鉄と市電の終電を約20分から30分繰り上げる対策を5日から開始。小中学校などでの修学旅行は9月以降への延期を要請。公共施設は市民の健康維持や子どもの健全な成長促進の観点から特に必要な施設を除き、原則休館としています。
北海道内の感染者は、計49909人となりました。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/ab4d54312a520e45c9d2b593e7df0ad0e161f4a4
