351人感染北海道 前週下回るも8月2番目…飲食店や高校計7つクラスター 全国大会の参加者は38人に(北海道ニュースUHB) – Yahoo!ニュース
北海道は8月11日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された351人中、北海道発表分100人の詳細を発表しました。
11日は死者の発表はありません。感染者は札幌市で208人、旭川市13人、函館市15人、小樽市15人が確認され、あわせて351人。
北海道内では39日ぶりに前週の同じ曜日を15人(うち2人再陽性)下回りましたが、緊急事態宣言の解除後2番目の数で、300人台は5日連続。8月に入り7回目となりました。
まん延防止等重点措置の適用10日目。前週と比べ北海道全体で4%減、札幌市は15%減となりました。
人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は北海道「43.1人」、札幌市「77.7人」で、北海道は「緊急事態宣言」の目安「25人」を12日連続で超え、札幌市も22日連続で超えました。
北海道発表分として新たなクラスターが確認されました。
●飲食店(石狩市):9人
従業員1人の陽性が8月3日に判明し、濃厚接触者の検査を進めたところ、9人(経営者1人、従業員2人、利用客6人)の感染が確認されました。
30代から50代で軽症または無症状。これまで24人にPCR検査をしています。
これまでのクラスターも拡大しています。
●全国高校選抜アイスホッケー大会(苫小牧市)
新たに生徒9人の感染が確認され、計38人になりました。
【8月11日北海道発表分の感染者情報】
▼空知地方:17人
▼石狩地方:32人
▼胆振地方:13人
▼日高地方:1人
▼渡島地方:4人
▼上川地方:6人
▼留萌地方:1人
▼宗谷地方:1人
▼オホーツク地方:4人
▼十勝地方:2人
▼釧路地方:7人
▼根室地方:1人
●その他:5人
■北海道外:6人
●年代
・10歳未満~80代(30代以下64人)
このうち22人が入院中(宿泊療養施設含む)で、78人は調整中で、中等症が1人です。
11日は新たなクラスターは札幌市の「高校」と「動物病院」、「医療機関」、「障がい福祉サービス事業所」、「専門学校」、小樽市の「小樽市銭函保育所」で確認され、北海道内で計7つとなりました。
感染力が強いとされるインド型変異ウイルス・デルタ株疑いは、新たに北海道発表分49人、札幌市71人、旭川市8人、函館市19人、小樽市7人の計154人確認されました。旭川市では7人が「確定」しています。
北海道内のデルタ株の感染と疑いは、計1995人となりました。
351人中、157人の感染経路が不明で、重症者は前日から2人増え17人。札幌市は前日から2人増え10人になりました。
北海道内では「感染経路不明」の割合が高くなっていましたが、11日までの1週間で42.9%と、北海道独自の警戒ステージ4の指標50%から減少しています。
政府は「緊急事態宣言」を東京都、沖縄県を延長したうえで、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府を追加、北海道、石川県、京都府、兵庫県、福岡県に「まん延防止等重点措置」を2日から適用しました。期間は31日までです。さらに福島県、茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、愛知県、滋賀県、熊本県の8県を追加し、8日から適用を開始しました。
北海道は2日から札幌市をまん延防止措置の区域とし、飲食店での「酒類の提供を終日自粛」要請をし、時短要請を1時間繰り上げ午後8時までとします。
外出自粛、往来自粛要請に加え、公共施設の原則休館も継続します。
北海道内の感染者は、計47773人となりました。【6日発表分から再陽性を含めた数字(11日時点で126人)に表記を変更しています】
参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/84c3c18c5b1587466e195c3e6c2b00eb899a1ae3