210人感染北海道…前週の1.5倍 “まん延防止”2日目 デルタ株疑い最多143人 計4つクラスター(北海道ニュースUHB) – Yahoo!ニュース
北海道は8月3日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された210人(他再陽性1人)中、北海道発表分62人の詳細を発表しました。
3日は死者の発表はありません。。感染者は札幌市で128人(他再陽性1人)、旭川市10人、函館市7人、小樽市3人が確認され、あわせて210人。
7日連続で200人を上回りました。前週の火曜日と比べると北海道全体で72人増加で1.5倍、札幌市は53人増で同じく1.7倍と増加が続いています。まん延防止等重点措置の適用2日目。北海道全体として31日連続で前週を上回りました。
人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は北海道「32.4人」、札幌市「56.1人」で、北海道は「緊急事態宣言」の目安「25人」を4日連続で超え、札幌市も14日連続で超えました。
北海道発表分として新たなクラスターが確認されました。
●遊技施設(苫小牧市):6人
従業員1人の陽性が7月27日に判明し、濃厚接触者のPCR検査を進めたところ、従業員6人の感染が確認されました。
10代から30代で、軽症または無症状。これまで60人にPCR検査を行っています。
これまでのクラスターも拡大しています。
●事業所(苫小牧市)
新たに1人の感染が確認され、計6人になりました。
●福祉施設(七飯町)
新たに1人の感染が確認され、計8人になりました。
●帯広畜産大学(帯広市)
新たに1人の感染が確認され、計12人になりました。
【8月3日北海道発表分の感染者情報】
▼空知地方:4人
▼石狩地方:14人
▼後志地方:1人
▼胆振地方:8人
▼日高地方:5人
▼渡島地方:1人
▼上川地方:4人
▼留萌地方:2人
▼宗谷地方:1人
▼オホーツク地方:6人
▼十勝地方:6人
▼釧路地方:7人
▼根室地方:1人
●その他:2人
●年代
・10歳未満~70代(30代以下36人)
このうち22人が入院中(宿泊療養施設含む)です。
3日は新たなクラスターは札幌市の「商社」と「金融関連会社」、「認可保育施設」で確認され、北海道内で計4つとなりました。
感染力が強いとされるインド型変異ウイルス・デルタ株疑いは、新たに北海道発表分24人、札幌市93人、旭川市5人、函館市20人、小樽市1人の計143人確認されました。旭川市は2人確定しています。
1日143人の確認は過去最多です。
北海道内のデルタ株は感染と疑いは計1039人となり、1000人を超えました。
210人中、99人の感染経路が不明で、重症者は前日から1人増え6人。札幌市は前日から1人増え5人になりました。
北海道内では「感染経路不明」の割合が高くなっていて、3日までの1週間で51.0%となっていて、北海道独自の警戒ステージ4の指標50%を超えています。
政府は「緊急事態宣言」を東京都、沖縄県を延長したうえで、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府を追加、北海道、石川県、京都府、兵庫県、福岡県に「まん延防止等重点措置」を適用を2日から開始しました。期間は31日までです。
北海道は2日から札幌市をまん延防止措置の区域とし、飲食店での「酒類の提供を終日自粛」要請をし、時短要請を1時間繰り上げ午後8時までとします。
外出自粛、往来自粛要請に加え、公共施設の原則休館も継続します。
北海道内の感染者は、計45005人となりました。
参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/e3fde26382f629f5921426efea42dbf671b1b585