わずか5分の間に…2つの駅で人身事故 2人死傷 長町駅・葛岡駅〈宮城・仙台市〉
7月19日午後、宮城県仙台市にある長町駅と葛岡駅で、列車に人がはねられる事故が相次ぎ、2人が死傷しました。
警察によりますと、午後2時15分ごろ、東北本線の長町駅で駅に入ってきた上り普通列車が男性をはねました。男性は足などにけがをしましたが、意識はあるということです。
そのおよそ5分後には、仙山線の葛岡駅で駅を通過しようとした下り快速列車が1人をはねました。年齢や性別は分からず、その場で死亡が確認されました。
いずれも列車の乗員と乗客にけがはなく、居合わせた人から「列車に人が飛び込んだ」と通報があったということです。
JR東日本によりますと、2つの事故の影響で東北本線と仙山線のほか、常磐線、仙台空港アクセス線の上下線で一時運転を見合わせました。
現在は全線で運転を再開し、あわせて12本が運休し、13本の列車に遅れが出ました。