【事件】兵庫県加東市 防犯カメラに映像 ブラジル国籍のオオハシ・ドリアーニ・フェレイラ容疑者がパトカー奪い、10キロ逃走「借りただけ」

防犯カメラに映像 ブラジル国籍の女がパトカー奪い、10キロ逃走「借りただけ」捕獲劇の一部始終

兵庫県加東市で12日夜、姉との口論の後、駆け付けた警察官のパトカーを奪って逃走したとして、ブラジル国籍の女が逮捕されました。現場で一体何があったのでしょうか。

 逃げるパトカー、それを追う一般の乗用車。一体何がーー。

 12日午後10時すぎ。深夜の国道を走行する1台の車。ブラジル国籍のオオハシ・ドリアーニ・フェレイラ容疑者は、姉の運転する車で自宅に向かっていました。

 姉の子供たちが座るチャイルドシートに挟まれる形で後部座席にいたオオハシ容疑者。運転席の姉と口論になり、姉の肩を殴ったということです。

 「ケンカした」
 姉からの通報で、加東署の警察官がパトカーで駆け付け、オオハシ容疑者をパトカーの後部座席に乗せました。警察署に連れて行こうと、警察官が車の外で無線連絡をしていたその時ーー。

 佐藤翔平記者「女はパトカーの後部座席から運転席に飛び移りました。そしてそのまま、北の方向へ逃走したということです」

 パトカーを乗り逃げされた警察官に、オオハシ容疑者の姉が声をかけます。
 「オイカケマスカ?」

 佐藤翔平記者「男性警部補は、女の姉が運転する車の後部座席に乗せてもらい、パトカーを追いかけたというのです」

 防犯カメラには、オオハシ容疑者が運転しているとみられるパトカーの姿が映っていました。赤色灯がついたままで、その後ろには警部補と親子4人が乗るワンボックスカーの姿も。逃走劇は約10キロにわたって繰り広げられました。

 結局、緊急配備中の別のパトカーに道路を封鎖され、身柄を確保されたオオハシ容疑者。その現場を目撃した人は-。

 目撃者「女性か子供か分からないぐらいの声で『わー』とわめいていた。それに対してパトカーのマイクで何か怒鳴っていたのは2、3回聞こえた」

 調べに対し、「盗んだのではなく、借りただけです」と容疑を一部否認。一方、加東署は「再発防止のための指導を徹底してまいります」とコメントしています。

参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/35aa2ac6b7fe7c77c198f54bb1cd67a93216d30f

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