南九州市長選挙 開票状況と立候補者の当落結果が話題に

南九州市長選挙 開票状況と立候補者の当落結果

南九州市長選挙 開票状況

南九州市長選挙 - 2023年12月10日投票 | 鹿児島県南九州市 | 選挙ドットコム
南九州市長選挙の情報です。投票日2023年12月10日。候補者の情報から、選挙結果、得票数まで情報を網羅。自治体の情報など選挙に関連する情報が満載。イチニ株式会社(選挙ドットコム運営)

一騎打ちの南九州市長選 新庁舎整備など巡り激しい選挙戦 鹿児島

任期満了に伴う鹿児島県南九州市の市長選挙が今月3日に告示され、現職と新人による一騎打ちの選挙戦が始まりました。新庁舎整備などを争点に激しく火花を散らしています。

南九州市長選挙に立候補しているのは、現職で3期目を目指す塗木弘幸さん(70)と、新人で元市議会議員の西次雄さん(74)の2人で、いずれも無所属です。

(塗木弘幸候補(70)無・現2)「8年間の経験と実績をいかして、南九州市全体が南薩の中心となるようなまちづくりに努めてまいります」

塗木さんは知覧町の出身で、知覧町議や南九州市議を経て、2015年の市長選で初当選。現在2期目です。子育て支援の充実や南薩の中心地としてのまちづくりなどを訴えています。

(西次雄候補(74)無・新)「今の行政の進め方は市民に寄り添った政治ではない。皆さんとともにまちを変える」

西さんは川辺町出身で、南九州市の職員を経て市議3期を務めてきました。今回が市長選に初挑戦です。事業費が膨らんだ新庁舎建設の中断や、旧3町の均衡ある発展などを訴えています。

南九州市は、川辺町・知覧町・頴娃町が合併して2007年に誕生。人口は当初、4万2000人余りでしたが、先月末時点でおよそ3万2000人にまで減りました。

少子高齢化が進む一方で、市では南さつま市にある県南薩地域振興局が、2027年度までに移転する計画も控えていて、南薩の拠点としてどのように活性化していくかは大きな課題となっています。

(塗木弘幸候補(70)無・現2)「給食の無償化、高校までの医療費の無償化をすでに初めている。移住定住、人を呼び込むような施策を充実、させていきたい」

(西次雄候補(74)無・新)「空き家の活用とか、住宅団地の整備、これも民間活力を使った住宅団地の整備、特に移住者を誘導するにはまちの活性化が大事」

そして、争点の一つが新庁舎の建設です。2年後の完成を目指し、すでに造成工事が始まっています。

新庁舎は鉄筋3階建てで、平和会館近くのおよそ3万平方メートルの敷地で進められています。建設事業費は当初、45億円の見込みでしたが、燃料や資材の高騰などもあり、およそ1.4倍の65億円に膨れ上がりました。

(80代無職)「そんな金額(65億の建設費は)とんでもない。私たちは低所得者だから」

(80代無職)「(新庁舎は)あった方がみんな気持ちは一緒だと思う。こっち(現庁舎)も手狭だと思う」

さらに、防災拠点としての機能強化などの効果が期待される一方で、役場機能の集中により旧3町の地域間格差が広がるとの懸念の声もあり、両候補の主張は対立しています。

(塗木弘幸候補(70)無・現2)「純粋に物価の変動だけの試算で、(国の)支援が得られるときに建設を実行しなければならない。南薩の中心となるようなまちづくりをこれから取り組んでいきたい」

(西次雄候補(74)無・新)「経済が非常に悪い、低迷している時に65億の予算をかけて新庁舎を建設するのか。3つの支所を中心としたまちづくりで、庁舎はそれでいい。中止できるのは新しい市長」

今後のまちづくりなどを巡って現職・新人が激しく火花を散らす南九州市長選挙。投票日は今月10日で、即日開票されます。

参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/d531df79746ce5e43211be6e43e231b23b6dc930

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