【西宮病院 不祥事】兵庫県立西宮病院 誤って薬を過剰投与 患者が死亡 野口真三郎院長が謝罪会見
兵庫県立西宮病院に入院していた患者が、薬の量を誤って投与され、死亡していたことが分かりました。
【兵庫県立西宮病院野口真三郎院長】「亡くなられた患者様およびその遺族の方に、心より謝罪申し上げます。
誠に申し訳ございませんでした」
県立西宮病院によると、ことし5月、80代の女性が自宅で転倒して骨折し緊急入院しました。
女性には発作性心房細動の持病があり治療薬を持っていたものの足りなくなったため、病院が別の薬を投与しました。
しかし、女性は腎不全で透析を受けていたため、本来は量を減らすべきところ誤って通常の量を投与してしまい、投与開始から1週間後に不整脈で死亡しました。
病院は、腎機能の検査結果と処方薬の量を照合するシステムを導入するなどして、再発防止を徹底するとしています。