現金3400万円を残して孤独死した尼崎の女性、ついに身元判明 そして意外な事実が 「行旅死亡人」・・・情報がtwitterで拡散される

現金3400万円を残して孤独死した尼崎の女性、ついに身元判明 そして意外な事実が 「行旅死亡人」

現金3400万円を残して亡くなった高齢女性。警察も探偵も身元を明らかにできなかった「行旅死亡人」だが、遺品の印鑑に刻まれた「沖宗」という珍しい姓を手がかりに、私たちはついに女性の身元を特定した。

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戸籍上、千津子さんは正明さんの母である照子(故人)さんの妹で、4人姉妹の次女に当たっていた。姉妹は広島市南区の宇品地区の出身で、病院のカルテにあった「23歳まで広島におり、3人姉妹がいた」との生前の本人証言とも合致する。唯一違ったのは、生年が1933年となっていたこと。45年9月生まれとなっていた年金手帳の記載より12年も古かったことだ。

 33年と45年9月の間には、第二次世界大戦がある。「なんらかの理由で、生年月日を45年8月6日の原爆の日の後にずらそうとしたのだろうか?」との疑問も浮かんだ。正明さんによると、経緯は分からないが照子さんは被爆者健康手帳を持っていたという。それにしても実年齢と干支(えと)が1回りも違っていたとは衝撃的だった。

 相続財産管理人の太田弁護士を通じ、判明した事情を兵庫県警へ連絡したところ、事態は動きだした。警察はDNA鑑定を実施。そして4カ月後、ついに遺体が「沖宗千津子」さん本人と判明した。婚姻歴がなく、自宅の契約名義だった「田中」姓には改姓していなかったことも分かった。

 正明さんもその後、少しずつ叔母の記憶を思い出していった。「確かに、子どものころ会った覚えがあります。けれど、彼女が30歳前後に広島を離れて関西へ出て以降、疎遠になったままでした。こんな形で再会するとは…人生とは何かを考えさせられる出来事です」

 残念ながら、千津子さんの姉妹のうち2歳年上の長女の照子さんと、10歳年下の末妹の2人は亡くなっていた。存命の三女も認知症で、詳しい話を聞くことはできない。

 めいの一人は「母は3姉妹だと聞いていた」と驚いていた。このエピソードも、千津子さんが何らかの事情で身を隠して生きていかざるをえなかった事情を私たちに想起させるものだった。 

「千津子は私の叔母でした」。週明け、普段の仕事をしていると正明さんから携帯に電話があり、興奮した口ぶりでそう告げられた。

SNSでの反応をまとめました

・前編から読ませて頂きましたが、大変興味深い記事でした。
10年前ですらこうした行旅死亡人が3万人近くもいるという事実に驚きましたが、現在は縁故が薄れているというレベルではなく、少子化で生涯独身者が多い事を考えると実際に身寄りのない方が非常に多く、行旅死亡人は増加の一途だと思います。

・後編楽しみにしていました。なんだか昭和の番組を見ている感じです。当時、それはひみつですという番組だったかな、何かしらの理由で生き別れになった人が再会する番組でした。
 この話の千津子さんも何かしらの理由があって、戸籍まで抜かれていたのは驚きです。もう兄弟も亡くなっているということで、年齢的には自称年齢プラス干支一つ分で間違い無いなと理解出来ます。
 また名字も珍しいので比較的早く身内を見つけることが出来ましたが、本人としては訳あって自分の兄弟達と離れていたはずだから戻るのはどうなのかなとも思います。考えたらキリが無いけど原爆による被爆で差別受けていたのかな。もしそうだとすると、写真の男性も同じ理由で身を隠している同郷の方なのかなとも思います。千津子さんと同じ地域出身かもしれません。

・よくここまで調べたものだと感心しました。このような記事を読んだり身元不明者の記事を読むたびに思うのは生まれてすぐにDNA鑑定を行いマイナンバーカードに登録するようにすればこのような身元不明者がなくなると思いますが如何なものですかね。

・これだけ千津子さんの軌跡を辿ることができたとは、本当に感心しました。道行く人に声をかけながらヒントを探したのでしょうか。役所などは個人情報の観点からあまり教えてくれないでしょうから。

・ここまで完結したのは、すごいです。なくなった立花隆さんがオープンインテリジェンスで色々調べ角栄氏を退陣に追いやった事を彷彿とさせる記事で大変感銘を受けました。情報過多な時代で何事もネットの情報を真に受け信じ込む大衆。
逆にこの残された金額がなければ、何も接点がないまま無縁仏になっていたのでしょう。

・全くの推測ですが、前編の遺品の中に星のマークのペンダントがありましたが、これが判る方には何となく判る様に思う。恐らく共産主義のシンボルです。そして中に書かれた数字は短波の放送で乱数放送と言うのがあります。恐らく北朝鮮が発信源です。工作員とかが世界中で活動しているらしく、短波なら遠くまで電波が飛びます。その放送で何らかの暗号があってそれに使う乱数の暗号の様な気がします。恐らく身元が判らない男性に協力していたかもしれないし、北朝鮮に関わっていると思う。

・家に帰れてご本人はホッとしてるのかその逆なのか。勤務先では実年齢で就職していたと思うんですが一回りも詐称する必要性はあったのか?
名前が全く違えば記憶喪失も考えられますけど、身元がわかる難しい苗字をよくある田中に変えてるし、犯罪に手を染めたわけでもなく。
家族間トラブルで家を出ていたとしたら、同じお墓に入ることが本人にとってどうなのかなど自分の身内にいたらどう対処するべきかと色々考えてしまうお話でした。

・婚姻歴がないのに田中姓で年金手帳が取得できたのはなぜか。旦那さんと思われていた田中さんはどこへ行ったのか、同居している頃に病死したとしても死亡時にどこかしらの記録が残るのでは?・・・など疑問がいっぱいだが、本当に人生とは何かと考えさせられる記事だった。一人=寂しいとは限らないと思うが、ここまで家族と音信不通になったままなのは切ない。深刻な事情はなくただ間が空いてしまってそのままだったと信じたい。

・多くの人が親の逝去に伴い、
たとえ相続税の対象にならなくても故人の預金の解約などで、
亡くなった人の生まれから死亡までの戸籍を追うことになります。
その時、初めて自分だけではない、自分の生きている意味を実感する機会になります。
この方のような波乱に満ちた人生ではないにせよ、
親の死去は、戸籍で祖父母、 曽祖父、 高祖父など先祖を知ることも多いです。
その時 自分の血族の行方 分家で途切れたその先を知りたくなります。
出来るうちにしておかないと 既に処分された逆のぼれない古い戸籍もあります。
わからない部分を高齢の親戚が存命のうちに記憶をたどれれば幸いです。

参照:http://blog.livedoor.jp/gunbird/archives/10489456.html

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