高梨沙羅らの違反を連発させたバチコフスカ検査官 準備不足の選手たちに失望 「もっと競技を真剣に捉えなさい」
国際スキー連盟（ＦＩＳ）から派遣され、高梨ら女子選手を担当したポーランド人の“アガ”ことアグニエスカ・バチコフスカ機材検査官（マテリアル・コントローラー）兼コーディネーターは、失望感と怒りを語った。
「こんなことが五輪で起きるとは思わなかった。各国チームは、準備して競技を真剣に捉えるものだと思っていた」。自身の決断の正当性を問われると「誰かが（規定より）１０センチも大きいスーツでジャンプしたら私はどうすべきなの？ 勘弁してよ！ そんなのは、肉眼で見ても分かるでしょう。それでも、われわれが計測しなければならない事実は変わらないの。結果として、紙に記載する数字が必要なんだから」と激高した。
同コーディネーター自身がＦＩＳに就任してから１０年以上がたつが、規定違反を連発した当日は、「これまででも最も厳しい１日だった」とコメント。自身の役割については「不幸にも、これは全然感謝されない仕事で、特に競技者が失格になった場合はそうだ。簡単ではないし、楽しくもない。だが、ＦＩＳの職員として競技が可能な限り公正であるよう、確実に遂行しなければならない」と、苦悩の一端を明かした。
・FISの職員として、五輪という選手にとって大きな大きな舞台で、選手たちが思い切り力を出して競う姿を世界に見せれるようにすることが、FISという組織の役割だと思わないのだろうか？
厳密なルール運用を目指すのはいいが、今シーズンのW杯の各大会で守られていない事が顕著ならその時に指摘するべきだし、五輪でより厳格な運用するというのなら各チームがより気を付けられるよう五輪の始まるはるか前にアナウンスするべきだし…本来はオフシーズンに計測方法も含め詳細な情報を出して、シーズン中は各チーム・各選手がいいパフォーマンスに集中できるようにサポートするべきだと思うのですが。
それが各国の競技団体を統括する「世界」の名がつく競技団体というものじゃないのですか？
・無作為に抽出した選手だけで５人違反を出してる事にもっと危機感を覚えて欲しい
五輪という特別な場所で何故こんな事が起こるのか？
運営する側は果たして普段からこの規則に関してしっかりと選手やチームに対して指導やそのルールを適用するにあたって運用方法に無理はなかったのか？そこが重要でしょ？
五輪という特別な場で５人も違反者を出すような運用をしていたという事実をもっと厳しく受け止めて欲しい
・ただこれだけの確率で失格が出たんだから、その異常性を考慮して検査官の判断で更に検査数を増やす、全数検査に切り替えるなどの裁量もあってもいいと思う。
確立論的にはほとんどみんな違反している可能性が高いということに言及しなかったのだけは解せない。
・ジャッジする方はそんな役回りです。
でもそれは出来る限り公正に行われていることが大前提のはず。
厳格化は一部チームの要望を受け入れて数日前に決定。
その決定は各チームに通知したと言いますが、「聞いていない」というチームもあり、通知方法が不明瞭。
そもそも論、ウェアを問題視していたというなら、運営側がもっと早く方針を示すべき。
選手からは、「いつもと違う測定方法だった(弛みが出やすい姿勢)」という声がある。
だとしたら、測定方法の不備であると同時に、意図的に失格者を多発させ、特定のチームに加担したのでは？と疑念が沸く。
仮に不正が横行しているなら、全員検査が最適なはず。
実現出来る方法は模索しなかったのか？
デジタルの活用は？
都合の良い論理で話しているだけのように聞こえます。
・無作為をやめて全数にすればいいだけの様な気がするのは自分だけでしょうか？？
無作為検査がどれだけの人数を対象にしているかわからないけど、その国の次の競技者が飛ぶ前には検査を終えて失格者を出せるくらいスピーディーに検査できるなら全数検査してもそんなにコストや時間かからないと思うけどなあ。
・疑問は、なぜ、オリンピックという大舞台で、男女ノーマルヒルが終わったあとで、新種目の混合団体で、女子のみに、厳しい検査を実施したのか。
これは、競技の公平化ではなく、恣意的に失格者を出すため、と思われてもしかたない。
この件は、なんらかの形でクリアにならなければ、
スキージャンプという競技の魅力が半減してしまう。
