徳島で４つのクラスター 小学校でも初めて発生（徳島新聞） – Yahoo!ニュース
徳島県は28日、新型コロナウイルスに感染した10歳未満～90代の男女160人について詳細を発表した。県内初事例となる小学校を含め、新たに4つのクラスター（感染者集団）発生が確認された。90代女性が酸素吸入を受けており、中等症となっている。他の感染者は全員が軽症か無症状という。
クラスターが発生した小学校はこれまでに児童6人の感染が分かっており、新たに児童9人が陽性となった。児童は全員、クラスメートで、県は15人規模のクラスターと認定した。この学校は30日まで休校する。
徳島大の学生1人も陽性と分かり、これまでに感染した7人を合わせて計8人のクラスターとなった。徳島文理中でも、26日までに感染が確認された生徒6人をクラスターと認定した。このほか、板野町の社会福祉施設「マザーグースの家」の利用者とその家族4人も感染し、先に感染した8人と合わせ12人規模のクラスターと認定している。
県は小学校を除く3施設について、「接触者は把握できているが、設置者が公表を要望した」として施設名を明らかにした。県内で確認されたクラスターは74事例となった。
学校関係の陽性者は小学生23人、中学生7人、高校生9人、大学生8人、小学校と高校の教職員各1人の計49人。28日時点で過去最多の25校（小学校12校、中学校6校、高校7校）が休校している。
居住地の内訳は徳島市73人、小松島市20人、鳴門市10人、阿南市8人、吉野川市、藍住町各7人、阿波市6人、北島町5人、石井町4人、美馬市、三好市、板野町、上板町各3人、上勝町、美波町各2人、松茂町、大阪府、兵庫県、広島県各1人。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/d8b236c88e0715668251c85bef9ece1c3d6a797f
