【東大刺傷事件】テレ朝・田中萌アナ「東大、東北大、医学部以外はゴミという高校だった、明大進学は辛かった」「すでにエリートなのに」「医師を目指すなら東大じゃなくても」・・・情報がtwitterで拡散される

【東大刺傷事件】テレ朝・田中萌アナ「東大、東北大、医学部以外はゴミという高校だった、明大進学は辛かった」「すでにエリートなのに」「医師を目指すなら東大じゃなくても

現役東大生として、自身の経験を活かして受験指導を行っている株式会社カルペ・ディエムの西岡壱誠氏は「受験生の気持ちになって考えると、僕は東大に2度落ちて2浪した人間だが、視野が狭くなってしまうような部分は確かにあると思う。やはりスマホで簡単に情報が手に入る一方、出てくるのは“この職業に就いても、あまりいいことないらしいぜ”みたいなマイナスな情報ばかり。生徒と接していると、そういうことでやる気を失っているケースが非常に増えているのかなと思うし、だからこそ失敗に対するハードルが高く、第1志望を変えるというのも苦しい」と指摘する。

学校のコメント

 「そこで僕が“しくじった人間”として2浪の経験を語ると伝わるし、視野が広がると成績が上がってくることもある。以前はちょっと放課後に残っていると、“どうしたんだ。お前、浮かない顔して”みたいな感じで先生と生徒がコミュニケーションを取るようなことがあったと思う。それがオンライン授業になると、時間が来ればすぐに切れてしまう。この子も2年間、ほとんどそういう状態だったのかもしれない。僕自身は、“受験の力”というものを信じているし、スポーツのように、自分を変える受験、努力する受験というものに一定の評価をするべきだと思っている。しかし、それが絶対的な価値観だというのは間違っている。今は推薦入試やAO入試など、評価も多元的だ。そういうことに気づけない環境があるということが本当に残念でならないし、そういうことも含めて、丁寧な議論を進めてほしいと思う」。

■「先輩方が行ったルート以外は成功じゃないと思っていた」「親世代に対しても共有を」
田中アナ

山形県の進学校に通っていたというテレビ朝日の田中萌アナウンサーは「周りの大人から見れば“東大以外の大学を受ければいいじゃん”と思うかもしれないがそういうことを考えられないくらいに追い詰められているケースもあると思う。あるいは、“まだ17歳なのに、なぜ絶望したのか”という意見もあるかもしれないが、17歳だからこそ絶望することもあると感じる」とコメント。

 「私も“進学校”と呼ばれる高校に通っていたが、“東大、東北大、国公立大の医学部に行かないのはうちの生徒じゃない”みたいな環境で、普段会話する大人も先生くらいという狭い世界だった。だから先輩方が行ったルート以外は成功じゃないと思っていたし、そこから外れそうになった時の恐怖は非常に大きかった。実際、1浪して私立大学に入った時の私の絶望感、“私の人生終わったな”という感じには結構すさまじいものがあった。私くらいの年齢になれば、何かがあったとしても、“こうやって解決していけばいいな”というのが分かるようになる。でも10代の頃はそうではなかったと思う。当時はその先にはいろんな選択肢があって、職業があって、生き方があって、ということが分からなかった」と声を震わせた。

参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/581f382f1dc7a8d8eb5379ad045bd1521cbe7f6f?page=2

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