1人死亡 117人感染北海道 「病院と飲食店」で新たに2つのクラスター “オミクロン株”計48人に(北海道ニュースUHB) – Yahoo!ニュース
北海道は1月11日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された117人(うち再陽性2人)のうち、北海道発表分51人の詳細を発表しました。
11日は1人の死亡が確認されました。旭川市の70代の女性です。北海道内での死者の発表は2日連続です。感染者は北海道発表分51人、札幌市60人(うち再陽性2人)、旭川市5人、函館市1人で、小樽市はありません。
100人を上回るのは4日連続で、2021年7月27日以来、約5か月半ぶりです。前週の同じ曜日を8日連続で上回っています。
7日間合計では674人で、前週と比べ約4.4倍、札幌市は約3.6倍で、増加傾向となっています。
1週間前の火曜日と比べ北海道全体は91人増え4.5倍、札幌市は51人増え約7倍となりました。
人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は北海道「12.9人」、札幌市「16.3人」となりました。
北海道は現在「レベル1」で、まん延防止等重点措置を要請する「レベル2」で設定した3つの指標のうち2つ、病床または重症病床使用率と10万人あたりの療養者数の指標は達していませんが、新規感染者数は目安の「15人」を札幌市が上回りました。「レベル2」移行には上記3つすべての指標を満たすことが条件となっています。
11日は「オミクロン株」が北海道発表分29人、旭川市と函館市で初めても1人ずつ確認されました。旭川市と函館市はともに年代・性別非公表です。
北海道内での「オミクロン株」の感染者は計48人(うち札幌市6人、旭川市1人、函館市1人)となりました。
北海道発表分として新たなクラスターが確認されました。
●飲食店(空知地方):5人
従業員1人の陽性が1月5日に判明し、濃厚接触者の検査を進めたところ、計5人(経営者1人、従業員1人、利用客3人)の感染が確認されました。
40代から60代で、軽症または無症状。これまで24人にPCR検査をしています。
北海道によりますと、従業員側のマスクの着用が徹底されていないケースがあったということです。
これまでのクラスターも拡大しています。
●障がい者支援施設(空知地方)
新たに入所者等1人が確認され、計31人になりました。
●飲食店(江別市、10日公表分)
新たに利用客3人が確認され、計17人になりました。
【1月11日 北海道発表分の感染者情報】
▼空知地方:6人
▼石狩地方:27人
▼後志地方:1人
▼胆振地方:8人
▼日高地方:1人
▼留萌地方:2人
▼オホーツク地方:1人
▼釧路地方:1人
●その他:1人
■北海道外:3人
●年代
・10歳未満~70代(30代以下28人)
16人は入院(宿泊療養施設含む)中、35人は調整中です。
117人中、30人の感染経路が不明で、重症者は前日と変わらず「0」です。重症者がいないのは27日連続です。
11日の新たなクラスターは旭川市の「旭川高砂台病院」で9人確認され、北海道内で計2つです。
北海道警は職員の感染を発表しました。
●千歳警察署:20代女性警察官
地域課の20代女性巡査の陽性が確認されました。
無症状で、陽性者の濃厚接触者として検査したところ10日に陽性が判明しました。業務上の市民との接触状況は調査中としています。
北海道は「まん延防止等重点措置」の対象の広島県、山口県、沖縄県との不要不急の往来自粛を求めるとともに、基本的な感染防止行動の徹底、空港や医療機関28か所に設置している「無料のPCR検査」の利用を呼びかけています。
北海道内の感染者は、計62250人となりました。
参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/f9e9c75de3267bf4a57145a50be66e8a42a52e19