132人感染北海道 前週の約6倍に急増…「飲食店とバー」計2つクラスター “オミクロン株”計15人に(北海道ニュースUHB) – Yahoo!ニュース
北海道は1月8日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された132人(うち再陽性2人)のうち、北海道発表分68人の詳細を発表しました。
8日は死者の発表はありません。感染者は北海道発表分68人、札幌市60人(うち再陽性2人)、旭川市3人、函館市1人で、小樽市はありません。
100人を上回るのは緊急事態宣言中だった2021年9月15日以来、約4か月ぶりで、22日連続で2ケタとなりました。前週の同じ曜日を5日連続で上回っています。
7日間合計では386人で、前週と比べ約2.5倍、札幌市は約1.9倍で、増加傾向となっています。
1週間前の土曜日と比べ北海道全体は109人増え、札幌市は45人増えました。
人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は北海道「7.4人」、札幌市「9.6人」となっています。
増加傾向にありますが、北海道は現在「レベル1」で、「レベル2」で設定した病床使用率や10万人あたりの新規感染者数などの指標はいずれも達する状況ではありません。
「オミクロン株」は7日に道立保健所管内で11人確認されたのに加え、8日は札幌市で新たに3人の感染が確認されました。3人とも「市中感染」の疑いがあります。北海道では4日に初めて札幌市での「オミクロン株」の感染が確認されていて、計15人(うち札幌市4人)になっています。
北海道発表分として新たなクラスターが2つ確認されました。
●飲食店(空知地方):5人
従業員の陽性が1月6日に判明し、濃厚接触者の検査を進めたところ、従業員5人の感染が確認されました。
40代~70代で軽症。これまで6人にPCR検査をしています。
●飲食店(江別市):14人
「バー」利用客の陽性が1月5日に判明し、濃厚接触者の検査を進めたところ、利用客14人の感染が確認されました。
20代で、軽症または無症状。これまで14人にPCR検査をしています。北海道によりますと店内では換気や消毒はしていたもののアクリル板の設置はなく、密な状態でカラオケの利用もあったということです。
またこれまでのクラスターも拡大しています。
●障がい者支援施設(空知地方)
新たに入所者等1人が確認され、計25人になりました。
【1月8日 北海道発表分の感染者情報】
▼空知地方:15人
▼石狩地方:22人
▼胆振地方:4人
▼日高地方:2人
▼上川地方:3人
▼留萌地方:1人
▼オホーツク地方:5人
▼十勝地方:9人
▼釧路地方:3人
▼根室地方:1人
■北海道外:3人
●年代
・10歳未満~90代以上(30代以下38人)
27人は入院(宿泊療養施設含む)中、41人は調整中です。
132人中、39人の感染経路が不明で、重症者は前日と変わらず「0」です。重症者がいないのは24日連続です。
8日は札幌市などで新たなクラスターは確認されていませんが、旭川市の「旭川明成高校」で新たに2人確認され、計9人に拡大しました。
北海道は「まん延防止等重点措置」の対象の広島県、山口県、沖縄県との不要不急の往来自粛を求めるとともに、基本的な感染防止行動の徹底、空港や医療機関28か所に設置している「無料のPCR検査」の利用を呼びかけています。
北海道内の感染者は、計61910人となりました。
参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/d80c90148bbcab91cc576b1963a352b31db665fa