ワクチン約1000回分が無駄に…釧路市 大規模接種会場でワクチン廃棄 冷蔵庫の温度が上がっていた
釧路市が新型コロナワクチンの大規模接種会場で使う予定の約1000回分のワクチンを廃棄することが分かりました。
釧路市では6月20日から1200人規模の接種を始めました。
会場で午前7時半すぎ、ワクチンを保管する冷蔵庫2台のうちの1台で温度が12度まで上がっていたことが分かり、釧路市は1002回分のワクチンを廃棄することにしました。
ワクチンはアメリカの「ファイザー」製で解凍したあと2度から8度の間で保管することになっています。
6月19日までは温度が3度であることを職員が確認していて原因については分かっていません。
釧路市は薬品用の冷蔵庫が届くまで毎朝、市役所から会場にワクチンを配送し今後の接種のスケジュールに影響はないとしています。