1人死亡 19人感染北海道 約11か月ぶり10人台…前週から”約6割減” 政府「全面解除」方針固める（北海道ニュースUHB） – Yahoo!ニュース
北海道は9月27日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された19人中、北海道発表分8人の詳細を発表しました。
27日は死者が1人確認されました。旭川市の80代の女性です。感染者は札幌市で8人、旭川市3人が確認され、あわせて19人です。
感染者が20人を下回るのは、17人だった2020年10月17日以来約11か月ぶりで、札幌市は2月28日以来約7か月ぶりの1ケタとなりました。
感染者が100人を下回るのは12日連続。34日続けて前週の同じ曜日より減少しました。1週間前の月曜日の約62％減、札幌市は約78％減となりました。
感染者が急減したものの検査数は前週の月曜日よりは増えていて、一つの要因として陽性率が5.4％から1.6％に下がっていることも考えられます。
3度目の緊急事態宣言の発令32日目で延長15日目。期限まで3日となり、月曜日としては3週連続で100人を下回りました。
人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は北海道「7.0人」、札幌市「10.6人」で、北海道は「緊急事態宣言」の目安「25人」を19日連続で下回り、札幌市は15日連続、「まん延防止」の目安「15人」も5日連続で下回りました。
北海道発表分として新たなクラスターは確認されていません。
【9月27日北海道発表分の感染者情報】
▼石狩地方：2人
▼胆振地方：1人
▼オホーツク地方：3人
▼根室地方：2人
●年代
・10歳未満～70代（30代以下5人）
このうち2人が入院中（宿泊療養施設含む）で、6人は調整中です。
27日の北海道内での新たなクラスターは、札幌市の「児童福祉関連施設」と旭川市の「選挙事務所」でで確認され、計2つでした。旭川市では26日投開票の市長選、道議補選、市議補選の初の「トリプル選挙」が行われていました。
19人中、8人の感染経路が不明で、重症者は前日から1人減り13人。札幌市は前日と変わらず4人です。重症者は3日連続で15人を下回りました。
政府は19都道府県に出していた「緊急事態宣言」と、宮城・岡山などへの「まん延防止等重点措置」を期限を迎える9月30日で全面的に解除する方針を固め、28日に正式に決定する方針です。
北海道は札幌市、旭川市、小樽市、石狩地方を「特定措置区域」とし酒類を提供する飲食店へ「休業要請」、その他の地域の飲食店には「時短要請」とし、公共施設の休館、高校は午後4時で完全下校を継続。それ以外の区域での酒類の提供時間を30分緩和し、午後7時30分までとするなどの対策を決定し、協力を呼びかけています。
北海道内の感染者は、計60141人となりました。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/310f657b30a54c54848dcc82e23fd8cdcd877ab0
