1人死亡 479人感染北海道 前週比”4割増”…新たに5つのクラスター 飲食店や部活でも確認＆拡大（北海道ニュースUHB） – Yahoo!ニュース
北海道は8月14日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された479人（うち再陽性1人）中、北海道発表分117人の詳細を発表しました。
14日は死者が4日ぶりに確認されました。札幌市の60代男性1人です。感染者は札幌市で322人（うち再陽性1人）、旭川市24人、函館市14人、小樽市2人が確認され、あわせて479人。
3日連続で450人を超え、緊急事態宣言の解除後2番目の数となりました。前週の同じ曜日を132人上回り、約1.4倍になりました。
まん延防止等重点措置の適用13日目。札幌市は5月以来の300人超えで、前週と比べ1.3倍に増加しています。
人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は北海道「51.4人」、札幌市「88.2人」で、北海道は「緊急事態宣言」の目安「25人」を15日連続で超え、札幌市も25日連続で超えました。
北海道発表分として新たなクラスターは確認されず、これまでのクラスターが拡大しています。
●全国高校選抜アイスホッケー大会（苫小牧市）
新たに3人（教職員等1人、生徒1人、大会関係者1人）の感染が確認され、計93人になりました。
●飲食店（釧路市）
新たに利用客1人の感染が確認され、計8人になりました。
【8月14日北海道発表分の感染者情報】
▼空知地方：11人
▼石狩地方：33人
▼後志地方：2人
▼胆振地方：11人
▼日高地方：4人
▼渡島地方：2人
▼上川地方：2人
▼宗谷地方：1人
▼オホーツク地方：6人
▼十勝地方：16人
▼釧路地方：12人
▼根室地方：3人
●その他：14人（うち北海道外10人）
●年代
・10歳未満～80代（30代以下74人）
このうち31人が入院中（宿泊療養施設含む）で、86人は調整中です。
14日は新たなクラスターが札幌市の「自動車関連会社」と「コールセンター」、ススキノ地区の「接待を伴う飲食店（ニュークラブ）」、「高校部活動の合同練習会」、函館市での「事業所」で確認され、北海道内で計5つとなりました。
感染力が強いとされるインド型変異ウイルス・デルタ株疑いは、新たに北海道発表分73人、札幌市134人、旭川市11人、函館市10人、小樽市1人の計229人確認されました。1日229人の確認は過去最多です。
北海道内のデルタ株の感染と疑いは、計2532人となりました。
479人中、223人の感染経路が不明で、重症者は前日から1人減り15人。札幌市は前日から1人減り7人になりました。
北海道内では「感染経路不明」の割合が高くなっていましたが、14日までの1週間で42.5％と、北海道独自の警戒ステージ4の指標50％から減少しています。
政府は「緊急事態宣言」を東京都、沖縄県を延長したうえで、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府を追加、北海道、石川県、京都府、兵庫県、福岡県に「まん延防止等重点措置」を2日から適用。期間は31日までです。さらに福島県、茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、愛知県、滋賀県、熊本県の8県を追加し、8日から適用を開始しています。
北海道は14日から、札幌市と往来の多い小樽市と石狩地方（江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村）に「まん延防止措置」の適用地域に追加し、北海道全域に「不要不急の外出・移動自粛」を要請しました。
札幌市を含めた措置地域では飲食店での「酒類の提供を終日自粛」要請をし、時短要請を1時間繰り上げ午後8時までとします。
外出自粛、移動自粛要請に加え、公共施設の原則休館も継続。部活動の活動場所は「学校内」に限定します。
札幌市は市営地下鉄と市電の終電を約20分から30分繰り上げる対策を5日から開始。小中学校などでの修学旅行は9月以降への延期を要請。公共施設は市民の健康維持や子どもの健全な成長促進の観点から特に必要な施設を除き、原則休館としています。
北海道内の感染者は、計49186人となりました。【6日発表分から再陽性を含めた数字に表記を変更しています】
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/31b97098120c5c8994d294a0aabb1d9293163009
