函館市918世帯に「避難指示」 土砂災害の恐れ 道路冠水も…北海道11日にかけて太平洋側中心に大荒れ
台風9号から変わった温帯低気圧の影響で、太平洋側を中心に雨や風が強まり、函館市に土砂災害警戒情報が出され、市は避難を呼び掛けています。
8月9日、函館市浜町では、大雨で道路が一部、冠水しました。
市は土砂災害の恐れがあるとして恵山と戸井地区の918世帯に「避難指示」を出し、6ヵ所に避難所を設置しました。
市によりますと10日午前5時までに一時82世帯、136人が避難しました。
道内は11日にかけて太平洋側を中心に風が強く、断続的に強い雨となる見込みで、海は大しけとなりそうです。
太平洋側で予想される最大瞬間風速は35メートル、波の高さは8メートルで、10日夕方までの雨量は200ミリに達すると見られ、土砂災害や河川の氾濫などに警戒が必要です。