1人死亡 215人感染北海道…前週の1.6倍 “まん延防止”初日 セミナーや飲食店で計5つクラスター(北海道ニュースUHB) – Yahoo!ニュース
北海道は8月2日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された215人(他再陽性2人)中、北海道発表分48人の詳細を発表しました。
2日は1人が死亡しました。旭川市の70代男性です。感染者は札幌市で160人(他再陽性1人)、旭川市2人、函館市5人が確認され、あわせて215人。
6日連続で200人を上回りました。前週の月曜日と比べると北海道全体で80人増加で1.6倍、札幌市は60人増で同じく1.6倍と急増しています。まん延防止等重点措置が解除され22日目、北海道全体として30日連続で前週を上回りました。
人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は北海道「31.0人」、札幌市「53.3人」で、北海道は「緊急事態宣言」の目安「25人」を3日連続で超え、札幌市も13日連続で超えました。
北海道発表分として新たなクラスターが3つ確認されました。
●工事現場(八雲町):6人
工事に従事している事業所の従業員1人の陽性が7月27日に判明し、濃厚接触者のPCR検査を進めたところ、従業員6人の感染が確認されました。
20代から60代で、軽症。これまで61人にPCR検査を行っています。
●飲食を伴うセミナー(網走市):10人
参加者2人の陽性が7月25日に判明し、濃厚接触者のPCR検査を進めたところ、参加者10人の感染が確認されました。
30代から50代で、軽症。これまで13人にPCR検査を行っています。
●飲食店(十勝地方):7人
従業員1人の陽性が7月29日に判明し、濃厚接触者のPCR検査を進めたところ、7人(従業員5人、利用客2人)の感染が確認されました。
30代から50代で、軽症。これまで9人にPCR検査を行っています。
【8月2日北海道発表分の感染者情報】
▼空知地方:5人
▼石狩地方:17人
▼胆振地方:4人
▼日高地方:1人
▼オホーツク地方:2人
▼十勝地方:10人
▼釧路地方:7人
●その他:1人
■北海道外:1人
●年代
・10歳未満~60代(30代以下30人)
このうち17人が入院中(宿泊療養施設含む)です。
2日は新たなクラスターは札幌市の「コールセンター」と「認定こども園」で確認され、北海道内で計5つとなりました。1日5つのクラスターが確認されるのは6月4日以来約2か月ぶりです。
感染力が強いとされるインド型変異ウイルス・デルタ株疑いは、新たに北海道発表分4人、札幌市56人の計60人確認されました。
北海道内のデルタ株は感染と疑いは計896人となりました。
215人中、99人の感染経路が不明で、重症者は前日と変わらず5人。札幌市は前日と変わらず4人です。
北海道内では「感染経路不明」の割合が高くなっていて、2日までの1週間で51.7%となっていて、北海道独自の警戒ステージ4の指標50%を超えています。
政府は「緊急事態宣言」を東京都、沖縄県を延長したうえで、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府を追加、北海道、石川県、京都府、兵庫県、福岡県に「まん延防止等重点措置」を適用を2日から開始しました。期間は31日までです。
北海道は2日から札幌市をまん延防止措置の区域とし、飲食店での「酒類の提供を終日自粛」要請をし、時短要請を1時間繰り上げ午後8時までとします。
外出自粛、往来自粛要請に加え、公共施設の原則休館も継続します。
北海道内の感染者は、計44795人となりました。
参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/919d0fbe60106c420a79b366e28d97938c42dd84