266人感染北海道…7月以降2番目 前週の同曜日”2倍超” 「グループ旅行と飲食店」で2つクラスター(北海道ニュースUHB) – Yahoo!ニュース
北海道は8月1日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された266人(他再陽性1人)中、北海道発表分83人の詳細を発表しました。
1日は死者の発表はありません。感染者は札幌市で162人(他再陽性1人)、旭川市5人、函館市13人、小樽市3人が確認され、あわせて266人。
緊急事態宣言解除後で2番目の数となり、4日連続で250人を上回りました。前週の日曜日と比べると北海道全体で155人増加で2倍以上、札幌市は82人増で同じく2倍以上と急増しています。まん延防止等重点措置が解除され21日目、北海道全体として29日連続で前週を上回りました。
人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は北海道「29.5人」、札幌市「50.3人」で、北海道は「緊急事態宣言」の目安「25人」を2日連続で超え、札幌市も12日連続で超えました。
北海道発表分として新たなクラスターが2つ確認されました。
●友人・知人グループの旅行(後志地方):5人
11人で道北地方へ旅行したグループの参加者1人の陽性が7月29日に判明し、濃厚接触者のPCR検査を進めたところ、参加者5人の感染が確認されました。
40代から70代で、軽症または無症状。これまで12人にPCR検査を行っています。
●飲食店「ラウンジ リベルテ」(釧路市):5人
従業員1人の陽性が7月28日に判明し、濃厚接触者のPCR検査を進めたところ、5人(従業員3人、利用客2人)の感染が確認されました。
20代から40代で、軽症または無症状。これまで15人にPCR検査を行っています。
これまでのクラスターも拡大しています。
●福祉施設(七飯町)
新たに職員1人が増えて、計7人になりました。
●帯広畜産大学(帯広市)
新たに学生1人が増えて、計11人になりました。
【8月1日北海道発表分の感染者情報】
▼空知地方:2人
▼石狩地方:21人
▼後志地方:7人
▼胆振地方:8人
▼日高地方:7人
▼渡島地方:3人
▼上川地方:2人
▼オホーツク地方:6人
▼十勝地方:15人
▼釧路地方:10人
■北海道外:2人
●年代
・10歳未満~80代(30代以下44人)
このうち23人が入院中(宿泊療養施設含む)です。
1日は新たなクラスターは札幌市などで確認されず、北海道内で計2つでした。
感染力が強いとされるインド型変異ウイルス・デルタ株疑いは、新たに北海道発表分9人、札幌市35人、旭川市3人、小樽市1人の計48人確認されました。
北海道内のデルタ株は感染と疑いは最初の確認から33日で計836人となり、800人を超えました。
266人中、115人の感染経路が不明で、重症者は前日から1人減り5人。札幌市は前日から1人減り4人となりました。
北海道内では「感染経路不明」の割合が高くなっていて、1日までの1週間で52.0%となっていて、北海道独自の警戒ステージ4の指標50%を超えています。
感染拡大が続く中政府は7月30日、「緊急事態宣言」を東京都、沖縄県を延長し、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府を追加。「まん延防止等重点措置」を北海道、石川県、京都府、兵庫県、福岡県への適用を決めました。
期間は8月2日から31日までです。
北海道は「まん延防止措置」適用を受け、札幌市の飲食店での「酒類の提供の自粛要請」や外出自粛、札幌との不要不急の往来自粛などの対策を決定しました。
北海道内の感染者は、計44580人となりました。
参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/d0929993849c3efa005a3f72fd8c79b1501cce4b