15人死亡 124人感染北海道 死者”8日連続”2ケタ…6月で「死亡1ケタは1日だけ」の深刻事態に（北海道ニュースUHB） – Yahoo!ニュース
北海道は6月12日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された124人（他再陽性1人）中、北海道発表分27人の詳細を発表しました。
12日は15人が死亡（札幌市12人、北海道発表分2人、旭川市1人）、感染者は札幌市で92人（他再陽性1人）、旭川市2人、函館市2人、小樽市1人が確認され、あわせて124人。
札幌市は前日の過去最多14人の死者発表に続く12人。北海道全体での死者は8日連続で10人を超えました。6月に入り死者が1ケタだったのは1日だけで、計170人と増加傾向が続いています。
感染者は7日連続で200人を下回り、20日連続で前の週より減少しました。
人口10万人あたりでは北海道「20.4人」、札幌市「35.4人」と緊急事態宣言の目安となる「25人」を北海道は3日連続で下回りましたが、札幌市は依然として超えています。
北海道発表分として、新たなクラスターは確認されていません。
これまでのクラスターが拡大しています。
●介護老人保健施設（石狩地方）
新たに職員2人、入所者2人の感染が確認され、この関連の感染者は計75人になりました。
●孝仁会「星が浦病院」（釧路市）
新たに入院患者2人の感染が確認され、この関連の感染者は計42人になりました。
【6月12日北海道発表分の感染者情報】
▼空知地方：8人
・岩見沢市：1人
・非公表：7人
▼石狩地方：10人
・江別市：1人
・石狩市：1人
・恵庭市：1人
・非公表：7人
▼渡島地方
・森町：1人
▼上川地方：2人
▼留萌地方：2人
▼オホーツク地方：1人
▼十勝地方：1人（中等症）
▼釧路地方：2人
・釧路市：1人
・非公表：1人
12日は新たなクラスターは札幌市などで確認されず、北海道内で5月12日以来「0」となりました。
124人中、50人の感染経路が不明で、重症者は前日から2人減り35人。札幌市は前日から2人減り19人となりました。北海道内では重症者数が5月26日に最多60人まで増加しましたが徐々に減少し、第3波のピーク37人並みになっています。
札幌市では4日、自宅待機の70代女性が死亡していたことと、保健所内での連携ミスで「健康観察」が陽性の告知から6日間行われず、結果的に患者1人が死亡していたことが明らかになりました。
政府は北海道を含めた9都道府県で5月31日までとしていた「緊急事態宣言」を6月20日まで延長しています。
北海道は、北海道全域へ「外出自粛」や札幌近郊と旭川市など10市町村で酒類やカラオケを提供する店の「休業要請」、1000平方メートルを超える集客施設の「週末の休業要請」などの対策に加え、北海道へ来ることの自粛要請、感染対策ができない場合のイベント中止検討などの対策を追加し、協力を呼びかけています。
北海道内の感染者は、計40300人となりました。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/373d716fcc0c0f83c19cacf06f5a093e0c66d20f
