山形県内で１８人感染 山形市のこども園でクラスター（YBC山形放送） – Yahoo!ニュース
全国で初めて１万人を超えるなど新型コロナの感染が急拡大している。県内でも２９日、新たに１８人が確認され、新規感染者が２桁となるのは１９日ぶり。このうち山形市では市内の認定こども園でクラスターが発生した。
山形市は２９日、県外在住の１人を含む１２人が新たに新型コロナに感染したと発表した。このうち３０代女性は山形市上町にある認定こども園「あすなろ園」の職員。また、幼児の女の子２人はこの施設に通う園児。「あすなろ園」ではこれまでに職員や園児・あわせて３人の感染がすでに確認されていて、山形市は２９日、感染者の集団「クラスター」が発生したと説明した。県内のクラスターの発生は３４件目で、児童施設での発生は３件目。
施設では普段から消毒や換気など基本的な感染症対策を行っていたというが、山形市保健所の加藤丈夫所長は「職員同士がお昼を食べるときにマスクを外して机を囲んで食べていたということもあった」と説明する。市はすでに職員と一部の園児あわせて６６人のＰＣＲ検査を実施していて、３０日、残りの園児５５人の検査を実施する予定。施設はすでに消毒を終えているが、当面の間は、休園するという。感染者の急増について加藤保健所長は、今後も増え続けるリスクは十分にあると話している。加藤所長は「１つはオリンピックまた、夏休みに入ったとかお盆とか人の移動が増える要因がたくさんある」と警鐘を鳴らす。
一方、山形市発表分以外の６人の感染者のうち、寒河江市の５０代の男女２人は、２７日に感染が確認された市内の８０代女性の同居家族。残る４人について、過去事例との関連はわかっていない。天童市の５０代女性は私用で首都圏に滞在したという。県外の３０代男性は首都圏から仕事で県内に訪れ、県外の１０代男子学生は、庄内地方の実家に帰省していたという。症状は６人とも「ない」か「重くない」という。県内の感染者の累計は２１１９人、入院している人は１６人で重症者はいない。
参照：https://news.yahoo.co.jp/articles/f837b58571d93ab66b1e30d96724d0d6d8cd6e8e
