新型コロナ 茨城で過去最多194人 前日比倍増 首都圏の影響大 スポーツサークル活動で感染拡大(茨城新聞クロスアイ) – Yahoo!ニュース
茨城県と水戸市は28日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計194人確認されたと発表した。1日当たりの新規感染者数としては、「第3波」が拡大していた1月15日の159人を上回り過去最多となり、前日の96人から倍増した。県内の累計感染者は1万1901人。県は「県南、県西を中心に、首都圏の感染状況悪化の影響が大きく出ている」とした。
県によると、新規感染者のうち85人が経路不明。集団感染が疑われる事例の陽性者は5人で、クラスター(感染者集団)以外の報告が大半を占めた。
急拡大の要因について県は、陽性率が5割に達したL452R変異株や、4連休明けに検査数が増えたことによる影響などを挙げた。新型コロナワクチン接種後に感染が判明した人が、これまでに複数例確認されたことも明らかにした。
28日の新規感染者を地域別に見ると、県南と県西で全体の7割に上った。年代別では20~30代が48%、40~50代が29%で現役世代が7割近くを占めた。
集団感染では、新たに龍ケ崎市内のスポーツサークル活動でメンバー1人の感染が分かり、陽性者は計6人に拡大。つくば市内で公演した劇団でも団員1人が感染し計7人に増えた。稲敷市内と古河市内の事業所でも従業員が感染し、陽性者はそれぞれ計13人と計26人に広がった。
28日までに確認された感染者のうち、新たに22人がL452R変異株陽性と判明し、累計は268人。ほかに新型コロナ感染者のうち新たに43人が回復。県内の退院・退所などは計1万804人となった。
■県内の感染状況
新規 194人
累計 11901人
うち死者 167人
退院・退所等 10804人
参照:https://news.yahoo.co.jp/articles/8826f064550c6473f16685c702673ce886c5cd08